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シャープの謎―勝ち続ける日本力!凡人が天才に勝つ仕事術

●シャープの謎―勝ち続ける日本力!凡人が天才に勝つ仕事術
長田 貴仁 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833450038/maruruchan-22

長田さんはジャーナリスト・経営評論家。
この本はシャープ経営陣へのインタビューをベースに構成されている。

★━━━こう思ったら読め！━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃　『好調の理由は？』　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┃　　　他の電機メーカーが軒並みこけていた時も・・　　　　
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☆気になったキーワード
　『後発－逆転』
　『企業の遺伝子』
　『テクノロジー・オリエンテッド』
　『技術と生産』

★━━━━本の著者への疑問━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃　『比較弱小企業が勝利するには？』　　　　　　　　　　　
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┃　　　企業体力的に劣っていても、勝つためには？　　　　
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
　▼『他者にマネされろ！』
　　シャープはご存知の通り「液晶」の世界トップメーカーです。
　　だから、製品を「液晶」につなげて展開しています。

　　ここで重要なのは「一歩先」ではなく「半歩先」を行くこと。
　　先に進みすぎると市場が反応せずに終わってしまう。
　　だから、「半歩」だけ先に進み、他者がマネしてくれることで
　　その市場が爆発する！

　　昔は「他社がマネできないようなすごいものをつくれ！」
　　でしたが、上の考え方のほうが利益はだせますよね。

　　- – – – – – – – – – – – – – – – – –
　▼『健全な危機意識をもつ』
　　本の中では「中小企業ワクチン」と紹介されていますが
　　考える習慣をつけないといけないということです。
　　弱小企業は常に巨大企業からの圧迫がありますから
　　「どうすれば生き残れる？」「どうすれば巨人に勝てる？」
　　を日々考えることで、ここからブレイクスルーが起こるんです。

　　- – – – – – – – – – – – – – – – – –
　▼『スパイラルをつくる』
　　会社ブランドという意味では
　　「戦略商品の広告→売れる→企業イメージが上がる→」
　　というループを液晶で達成しています。

　　これを会社だけでなく、働く一人一人もスパイラルをつくれと。
　　「重要性→やる気→創意→おもしろい→よい成果→」
　　
　　なるほど、何事においてもよいスパイラルを作ることができて
　　それがうまく回り始めると、自然と行動しているだけで
　　成果はでてきます。いわゆるしくみ作りですね。

　　会社で研究していて、「なるべく自動化＝しくみ」を作ろうと
　　思っています。そうすれば、ケアレスミスもなくなるし
　　空いた時間をほかの事に使えるからです。
　　理系でも「しくみ」って重要です。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃　『他社にマネされろ！それをすぐ上をいく創意をもつ』　　
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┃　　　この２つがスパイラルすることでより発展する。　　　
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　実は私はシャープじゃない某電機メーカーのエンジニアです。
　（って知っている人もいると思いますが）
　本屋でこの本を見つけたときに、迷わずに買っちゃいました。

　シャープという企業は電機メーカーの中では売り上げ的には
　下位の企業です。でも最近の液晶のＣＭのおかげもあってか
　ブランドイメージは非常にたかく、どうやって後発なのに
　逆転してブランドを築いたんだろうと思っていました。

　企業でエンジニアをしている人も、独立して仕事をしている人も
　「逆転！」するために必要なスパイラルを作っている見本は
　ぜひ一読の価値がある思いますよ。

●シャープの謎―勝ち続ける日本力!凡人が天才に勝つ仕事術
長田 貴仁 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833450038/maruruchan-22

 

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