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脳を鍛える

2004-11-16

●脳を鍛える 東大講義 人間の現在
立花 隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410395504X/maruruchan-22

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『脳を鍛えたい』                   
┃                            
┃   脳は使えば使うほど、よくなるみたいです      
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード
 『エントロピー』
 『自分のタイプ』
 『知-拡大再生産』
 『パラダイム』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『新しいものの見方をするには?』           
┃                            
┃   同じ見方では脳みそを使わなくても良くなります   
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
 ▼『3つのフェーズ』
  物の考え方には3つのフェーズがあるといいます。
   1)世界の外から見る-観察者としての立場
   2)自己との関連性で見る-行動者としての立場
   3)自己の深淵-内部世界を考える
  理系として考えると、基礎的な学問である理学部が1)に該当し
  実践的に物をつくっている工学部が2)になります。そして3)が哲学として
  学問を考える物理学の一部になります。

  私自身は工学部出身なので2)の面が色濃いですが、工学部の中では
  理学部にかなりちかい分野であったので(実際先生は理学部出身)
  1)の面も持っているかなあと。あとはこれに文系としての
  物の見方をもとう!というところですね
 
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『わからないものを読んでみろ!』
  若いころに、難しい本・すぐには理解できない本を読んでみるということは
  「背伸び行為」なんです。これをすることによって「不可解さを飲み込む」
  ということを覚えることができます。
 
  世の中、自分がわかっていることなんてホンの少しですよね。
  出会うこと出会うことわからないことが多いわけですから
  それに対する対応法を身につけておくということは非常に大事なことです。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『ジェネラル=マクロ的に理解する』
  大学に入ると「教養課程」というものを勉強することになるのが
  一般的です。これは「文系」でも「理系」でも、どちらでも理科科目や
  社会科目を学ぶんですね。

  私が大学にいたころは「教養科目」なんて役に立たないから
  「はやく専門科目を教えよう!」という動きがでてきていました。
  でもそれっていわゆる「専門バカ」という自分のやっていることしか
  理解できずに社会不適合者を養成するだけなんじゃないかと思っていました。

  そして最近物事をマクロの視点で理解するのが大事!という
  話になってきています。発想の転換・複線思考という考え方で
  私としては非常にうれしいです。自分の分野だけでなくいろんなことを
  身に着けたいです。なんていったって私の夢はスーパーマン(笑)

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『マクロで物を見る』                 
┃                            
┃   ひとつの視点だけで見るのはやめる         
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

 著者の立花さんが、東大の教養学部で教えていた内容を
 再構成・加筆したのがこの本です。
 もし私が大学にいたころに、こんな科目があったらとっていただろうな~。
 でもついていくのが大変そうだなぁ(笑)と思っていました。


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