会社が放り出したい人・1億積んでもほしい人
●会社が放り出したい人・1億積んでもほしい人
堀 紘一 (著)
http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569638163/maruruchan-22/ref=nosim
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『1億の価値をつけるには?』
┃
┃ 周りから高い評価を受けるために必要なことは?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『リーダーシップ』
『夢』
『強靭な精神力』
『希少価値』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『1億の価値をつけるために必要な条件は?』
┃
┃ 本を手に取ったときと同じ質問ですね
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
▼『1芸に秀でる+基本を一通り知っている』
プロ野球選手を見ればわかるとおり、何か特徴のある人というのは
それだけで、高い価値を生むんです。
代打専門・松井対策専門など、なんでもいいんですよ。
ただ、この「専門=Specialist」だけでは1億にはなりません。
数千万円の価値で終わってしまいます。
そこで、もうひとつ身に着けたいのが、専門以外のさまざまな分野の
基本を抑えること。
そこで堀さんが進めているのが
「もし大企業にいるならば子会社の経営者として出向すること」
子会社である以上、倒産するリスクがかなり低い。
けれども、自分の意思で会社を経営することができる。
これはなによりもの財産ですよね。
なにもわからないけれども、放っておいては死んでしまう。
だから死に物狂いでなんとかしよう!という風にいろんなことが
自分の経験となっていくんですから。
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▼『経営者のリーダシップ』
「マネージャー」と「リーダー」の違いは先日の第26号で
取り上げました。
http://www.enbiji.com/archives/2004/08/post_62.html
1億を超える価値!というのはまさにリーダー=経営者の
リーダシップを身に着けている人が持っているもの。
経営者のリーダーシップを身に着けているということは
自ら独立して起業することができる能力を持っている!という
ことですから、会社側・経営者から見てもそれだけの価値がでてくるんです。
プロ野球選手のFA選手をひきとめようというのと同じ感覚ですね。
ではどうやってその能力を身に着けるんでしょうか?
堀さんがあげられているのは
1)仮説構築をする能力がある
2)この仮説を検証する実行力があること
の2つを大きなこととしてあげられています。
まさにエンジニアが研究を通して行っていることですね。
いや、行うべき!ということかもしれません。
単純に仮説を立てているだけでは、単なるほら吹きと同じレベル。
シミュレーション・実際の実験を通して繰り返して確かめていかないと
いけないのです!
そして「強靭な精神力」をもって行うこと。
「やりとげるまであきらめない!」ことこそが、先の見えないトンネルを
進むことになる経営者にとっては必須の条件になるんです。
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▼『夢を語る-常に語り続ける』
リーダーが常に行わないといけないことは、「夢を語ること」
ただ「利益目標、今月は○○万円!」と言っているだけでは
部下は「勝手にやれば~」としらけるだけ。
ただし、、、「夢は一度語っただけでは伝わりません」
何度も何度も繰り返し語ることが、みんなへ夢を伝えるための
必須条件!
では「夢を伝えること」がなぜ大事なのでしょう?
それは「夢が多様性をつなぐ糊」だから。
今、画一的なメンバー・社員でいる組織は非常に弱いと
言われてますよね。もちろん理由はお分かりだと思います。
必要なことは、メンバーが画一的なのではなく、
多様性に富んだメンバーで、ひとつの目標にむかって進んでいくこと。
そのためには、多様性をなんらかの方法で纏め上げる必要が
あるんです。
そのための接着剤=糊となるのが「夢」。
みんなでひとつの思いをもつことは、みんなのパワーが
同じ方向=同じベクトルをもつことになり、巨大な力となるのですから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『経営者のリーダーシップを身に着ける』
┃
┃ いつどんなときでも価値を認めてもらうために
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2004年の最後にこの本を紹介できることはとっても幸せです。
「1芸に秀でる」上に「基本をちゃんと抑える」というのは
エンジニアであるけれども、経営に興味をもっている
まるるちゃんとしては、まさに「わが意を得たり!」と思えること
ですから。
堀さんはこの本の中で
「(会社が放り出したい人・1億積んでもほしい人)を手に取っているだけで
あなたは一歩リードしてますよ」という内容のことをおっしゃっています。
なぜなら、それだけ向上心・前向きに進む力がある!ということなんですから。
そして、この「エンビジ」を読んで、堀さんの本に触れた方にも
同じことが言えると思います。2004年の最後にこの本に出会ったあなた、
2005年はこの堀さんの本と一緒に始めたらいかがですか?
一緒に経営者リーダーシップを身につける仲間となりたいですね。
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**この本の効果発揮開始はこれくらいからだ!=3年~**
1億を狙って初めて5000万円の価値を身につけられる
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堀 紘一 (著)
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