ココロでわかると必ず人は伸びる[by 木下 晴弘]
総合法令出版 (2004/06/25)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『感動は力になる?』
どんな人でも、やる気を起こす。
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☆気になったキーワード
『ココロとアタマ』 『感即動』
『クレーム』 『本当に望むもの』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『教える力をつけるには?』
自分が身に着けたい能力なんです
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☆本から得た気づき
▼『感即動-最初の1分でココロをつかむ』
感動とは「感即動」から来ている言葉なんだそうです。
「感じて」「即」「動く」これが語源。
ということは、いかに「感じてココロを動かしてもらうか?」が
最も大事なこと。
木下先生は、「涙を流してナンボ」という言葉を本書の中で
使っていらっしゃいます。
それだけココロが動いた!という証だからですね。
さて、感じてもらうには何が大事なんでしょうか?
それは・・・「最初の1分でココロをつかめるかどうか!」
木下先生は塾の講師として教え始めたときに、生徒から「面白くない!」
との評価を受けて、愕然とします。
そんなときの先輩の言葉がこれ。
特に小学校のころは遊びたい盛り。勉強に集中してもらいたいのは
先生や親の思いでしかないですよね。
子供たちからすれば、「勉強が楽しいかどうか?」で判断しているんです。
最初に「おもしろくない~」と思わせてしまったら、
それを覆すのは、第1印象を覆すのと同じくらい難しいこと。
だからこそ、「最初の1分」に全力投球しないといけないのです。
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▼『熱き心を持て!』
じゃあ、最初の1分だけがんばってあとは惰性でいいんでしょうか?
もちろん違いますよね。
新任のころ、新入社員のころ。みんな仕事に対して理想を描いて
燃えています。
そのころは「手ヌキ」なんて言葉は一切知らず
すべての時間を全力投球しようとしますよね?
#そうでないヒトは論外ですが・・・・・・・・。
そんな思いがいつの間にかなくなっていってしまうんです。
そしていつの間にか惰性が・・・。
木下先生のいた塾では、学生の講師が主戦力のひとつでした。
ということは大体の場合長くても4年程度で就職によって
いなくなってしまうんです。
でも、そのおかげで講師は常に入れ替わり続けるので
「マンネリ」が防止されたとおっしゃいます。
これと同じことが、自分の中で行うことができれば
いつも熱いココロを持っていられますね!
難しいのは当然。だから、自分自身の中で常にどこかの部分だけは
新しいことにチャレンジし続けるのが、新鮮さを保つ方法なのかな?
とまるるちゃんは思います。
だからこそ、日刊化に挑戦したり
著者インタビューを始めたりといろいろと試行錯誤している
自分が楽しいんでしょうね~。
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▼『パラダイムシフトを起こす』
パラダイムシフトとは「思い込みがひっくり返ること」と
木下先生は定義しています。
3つほど例をあげていらっしゃいますが、その中でまるるちゃんが
ご紹介するのは【無意味⇒意味を付加する】というもの。
塾の講座で「連立方程式を100問解く」という時間があるんだそうです。
ひたすら単調な繰り返し。
生徒もおもしろくないでしょうし、先生ってそんなクラスを持つのは大変。
そのままやってしまったらです!
木下先生は、そこにプロ野球の西武の森元監督の例をだして
とても意義深いものなんだよ~!ということを生徒に教えました。
それも、意外性をもって。
CMのようにドラマティックにということです。
本書ではJR東海のシンデレラエクスプレスを
とりあげていらっしゃいました。(なつかしい~♪)
すると、面白くない=無意味に感じていたことに
意義を感じると、俄然やる気がでるんです!
これがパラダイムシフト。
あることに対して、興味=インタレストを持たせることができたならば
それって教える力にとってものすごいパワーを持ちますよね♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自らが熱い心を持つ』
人の心を動かすには、自分が熱くなれ
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今回のこの本を読んで、自分の実力の無さを
改めて痛感していました。
実は学生時代に塾の講師のバイトをしたことがあるんです。
最初は、個人指導塾。自習室のようなところに勤めて
生徒から質問があったときだけ答えると言うもの。
「(質問が無くて)暇だったらいいな~」と完全に腰掛モード。
(C塾長ごめんなさい)
そして、高校生の予備校。これも週1回の勤務で
生徒も少なく、また教え方が悪かったのかなかなか定着せず。
最後が小学・中学生の塾の講師。
これが・・・・最後の年は中学の理科を教えていたんですが
今考えてみると、恥ずかしくなるくらい「面白くない」授業でした(泣)
教科書に沿って教えていくだけで、単調。
その上、自分がわかっているせいもあってか、説明が甘いんですよね。
そして、これも週1回の勤務だったために「生徒たちとの人間関係」が
築けないまま・・・「まるるちゃん先生の教え方はわからん」と
言われてしまう始末でした。。
「私は教えるのに向いてない!」とそのときからトラウマのように
思っていたのですが、今回の本を読んでみて
「自分=まるるちゃんのやり方・心構えが悪かったんだ!」
とはっきり気づくことができました。
それだけでも大収穫です。
ほんと、人生やっていて無駄なことって無いんだな。
あるとしたら、その時々に全力でやらなかったときが、人生の無駄。
あの講師の時代にもっと真面目に学んでいたらよかったと振り返るのでした。
でも今からでも遅くないので、「教える力」というものを
身に着けたいと思います!
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