図解 実戦マーケティング戦略[by 佐藤 義典]
日本能率協会マネジメントセンター (2005/04/22)
売り上げランキング: 1,141
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前作「“マーケティング脳”を鍛える バカ売れトレーニング」も
大好評だった、佐藤さんの第2作目です♪
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『マーケティングの戦略?』
戦略で失敗してしまうと、戦術で補うことはできません。
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☆気になったキーワード
『数値化』 『日常業務-壁』
『最適化』 『BASiCS』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『目標を数値化するには?』
漠然としたものではなく、はっきりさせるために
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『戦略とは?-目的に対しての行動の最適化』
▼『BASiCS-戦わずして勝つ』
▼『マインドフロー:関門を突破せよ』(明日のご紹介)
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▼『戦略とは?-目的に対しての行動の最適化』
戦略が大事!ちゃんと考えなさい!とよく言われます。
では、その戦略ってなんなんでしょう??
それは、目的に対して、自分の行動をどのように最適化するか!
ということなんだと佐藤さんはおっしゃいます。
そして、その行動を具体的にどうするか?というのが戦術であり
テクニックなんですね。
さて、ではなんでそんなことをするんでしょう?
それは、自分の持っている【資源】が有限だからなんです。
限られている、資金・時間。すべては無限ではありません。
ということは、その「効率的」「最適」な使い方を考えなくては
いけませんよね?いわゆる【集中】と【選択】です。
だからこそ、戦略が大事なんです。
そして、その【選択】をする基準となるのが「数値化」。
【選択】をするということは、基準が必要です。
この基準があいまいだと、自分一人で判断する場合には
「直感」として許されますが、組織の上ではほかの人との合意も
とてもとりずらいし、反論を受けることだってありますよね?
そうならないための「客観的」なものが「数値化」なんです。
この判断基準という側面ともうひとつ「数値化」の大事な側面が
「日常業務とリンクさせる」ことなんです。
ありがちなのが、崇高な「戦略」をたてても、絵に描いた餅に
なってしまうこと。
「だってどうしたらいいかわからない!」
こんな声にも「数値化」が役立つんです。
数値目標があれば、それを達成したかどうかは一目瞭然。
ということは必死でやらざるを得ないですよね。
だからこそ、数値化は間違えてしまうと大変なことになります。
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▼『BASiCS-戦わずして勝つ』
BASiCSとは佐藤さんの作った言葉。
そのそれぞれの意味は本著でご確認いただきたいのですが
まるるちゃん的には、まず最初の「B」がひっかかりました。
BとはBattle field=戦場のこと。
どんなエリア・ジャンルで勝負するか?ということです。
このとき、最良なのは「勝ちやすい戦場を選ぶ」こと。
孫子の言葉通りですよね。「戦わずして勝つ!」を目指さないと。
このときにそれをどうやって実現するか?を分析しているのが
残りのA,S,C,Sなんです。
たとえば「C」これはCustomer、顧客の意味ですが
どんな顧客を対象にするか?を絞ることが大事になります。
いわゆる「セグメンテーション」。
そのときに、感覚で絞るのではなく、たとえば年収・年齢など
数値を持って絞っていくことが大事だと佐藤さんはおっしゃいます。
絞って絞ってNo.1を目指すのですが、どうしてもだめなときって
ありますよね?
そんな時どうするか?というと「日本三景戦略」をとるんです。
つまり、上位3位までには差がありませんよ~。
4位以下とは圧倒的に違いますよ~という作戦。
これで一番得するのは「3位」にいる人ですよね?
3位が無理なら「ビック5」でもいいです。
自分から定義してしまって、それが広まればもうこっちのものですから。
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▼『マインドフロー:関門を突破せよ』
自分がものを買うとき、抵抗を感じるときってありませんか?
「こんな知らないメーカーのものを買ってもいいんだろうか?」
「ほかのものと比べて劣ってないだろうか?」
なんて感じで。
これを「マインドフロー」として捕らえてるのが本著。
たとえば先ほどの抵抗の前者は「認知」の問題ですし
後者は「比較」の問題なんです。
本著のマインドフローでは購買にいたるまでの関門を
7つ設定しています。
それぞれもっともな関門なのですが、それ以上に考え方
としておもしろかったのが、
関門と関門の間の透過率=通過量をカウントする
こと。
これはグラフ化してみれば一目瞭然。
たとえば、ブランドを知っているけど次の関門でやっぱり
や~めたという人が多ければそこで通過する人数はがくんと
減るじゃないですか。
そのそれぞれの関門の間で、ほかのところと比べて異常に
減っているところがあれば、それを補うのが対策になるわけです。
この弱いところってなかなかわからないのですが
このように数値化⇒可視化することによって対応ができるように
なるんですね。
まるるちゃんも自分の「書評メルマガキャンペーン」に
適用してみよっと。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『多面的な分析をする-BASicS・マインドフロー』
自分の使えるとこから数値化していこう!
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この本、まじよかったです。
普段本はフォトリーディングで読むことにしているまるるちゃんですが、
今回の本著は読みたいところがあまりにも多すぎて
フォトリーディングしきれませんでした(^^;;)
まるるちゃんの能力の問題もあるかもしれませんけどね(笑)
すべてのページを追っかけたくなる本著ということです。
だもんだから、まるるちゃんが作成したマインドマップも
字でぎっしり!
それだけいろんなことが脳にひっかかったんだと思います。
そんな佐藤さんと先日お会いして食事してきたのですが
ほんと、ご自身の実績の積み重ねがオーラとして現れていて
自信にあふれていらっしゃいました♪
まるるちゃんもあれだけの実力をつけられたらな~と
思ったくらいです。
著者インタビューは、いま整理して原稿を作っているところなので
しばらくお待ちくださいね~。
まずは、戦術にフォーカスした前作と、戦略にフォーカスした本著。
あわせて読むのがいいと思います~。
●“マーケティング脳”を鍛える バカ売れトレーニング(前作)
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