上司のすごいしかけ [by 白潟 敏朗 (著)]
上司の すごいしかけ 白潟 敏朗 中経出版 2006-03-01 posted at 2006/03/09 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『すごいやり方?』
なにをしかけるんだろう♪
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『自家発電』 『やりたいことができる』
『パチパチ表彰』 『社長会食』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『社員のやる気を高めるには??』
企業の力を高めることにも直結します。
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『やりたいことをやろう』
▼『認めてほめる』
▼『社内活性化-社員に企画させる』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『やりたいことをやろう』
「やらされている仕事」と「やりたい仕事」
言うまでもなく、どちらがやる気がでるか?は明白ですよね♪
でも、これがなかなかできないのが「会社」というものでもあります。
そこで・・・・
【社長・上司】が「やりたいことをやろう」ということを
言い続けることから始めましょう。
このように【宣言】することで、有言実行の後押し!という
エネルギーを得ることができますよね。
言うこと自体は「かんたん」なことですから、すぐに始められる
はずです♪
すると、だんだんと社員の方も「これは本気かも」と思ってくれる
ようになります。
その気を逃さずに実行することができれば
いい方向に流れができますよね?
あ、もし今このエンビジを読んでいるあなたが経営者だったら
【そんなみんなにやりたいことをやらせたら、会社がつぶれるよ】
と思ったかもしれません(^^;;)
確かに、やりたくはないけどやらなくてはいけない仕事って
存在しますからね。
そんなときは、【オープンにしてマッチング】させるんです♪
今、この組織でやらなくてはいけないことリストをリストアップします。
それに加えて、メンバーがやりたいと思っていることを
リストアップします。
この2つを比べてみて・・・・・
「お、これをやりたいんだったら、こっちも関係深いよね~」
みたいな感じで、【マッチング】ってできますよね?
また、たとえやりたいことがバッティングしても
【じゃあ、2人で時期を区切って交代してみようか?】
なんて前向きな意見もでてくるはず
【マッチング】ってほんと、とても意味があります。
いろんな意味において・・・・・(笑)
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▼『認めてほめる』
すぐにできる簡単なしかけは、じつは「ほめる」こと。
まるるちゃんもそうですが、日本人はシャイな人が多いため
どうしても、「ほめる」ということにテレがあります(泣)
では、それを「しくみ」にしてしまおうというのが今回の話。
常にだれかを「ほめる」ことを仕組みにしてしまえば
そこにテレが入ることはありませんよね?
【仕組みで決まっているんだから】と照れる自分に
「いいわけ」することができれば、最初のスタートを切れるはずです。
そのうち、習慣になっていきますから♪
白潟さんが本著の中で提案している一つに
【みんパチ】というのがあります。
これは「みんなの前で、パチパチ拍手をしながら讃える」というもの。
朝礼や昼礼などで、すぐに始めることができる
「かんたん実行」できるものですね。
ところが、【かんたん実行】なのに、効果は絶大なんです!!!(驚)
考えてみれば
・みんなの前で公にほめられる機会はそうそうない
→ とてもうれしい
・仲間から認められる
→ これもめちゃくちゃうれしい
・拍手されなかった人は
→ 自分も拍手してもらえるようにとがんばる
といろんな効果があるんです。
大手企業であれば【社内表彰制度】ってあると思うんです。
普段は「そんなの~」と馬鹿にしていたとしても
自分が選ばれると、同僚・上司・会社から認められたようで
とてもうれしくないですか?(笑)
「みんパチ」はそんな堅苦しい制度ではなく
【かんたん実行】できることですから、すぐにでも取り入れて
その絶大な効果にびっくりしてください(笑)
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▼『社内活性化-社員に企画させる』
どうやったら【活性化】できるだろうと悩んでいる経営者の方は
とても多いと思いますが・・・・
キーポイントは、「やりたいことをやらせる」
最初の1つめのネタとして取り上げたこれにつきます。
たとえば、【社員旅行】。
昔の社員旅行といえば、温泉旅館に1泊2日ででかけて
社員が一同にそろって宴会場で宴会。飲みまくる
こんな会だった?と聞きます。
「聞きます」というのは、実はまるるちゃんは社員旅行なるものに
参加したことがありません(笑)
逃げていたわけではなく(爆)
企画自体がなかったんです。時代の流れなんでしょうか・・・。
この時代の流れ、というのも「参加してもおもしろくない」という
若手社員や、とくに「お酌ばかりさせられる」という女性社員の
思いがあるんではないかと思うのです。
これも、企画を社長や、役員層など、特定の人だけで
旅行の内容を決めてしまっているからですね。
と、ここに「やりたいことをやらせる」という
キーワードを持ってくると・・・・
社内行事の企画も、社員に企画してもらうんです♪
社長のやるべきことは「企画担当希望者」を募ることと
「予算はこれだけね」ということだけ。
あとは、社員が作り上げた企画そのままを承認するんです。
社員がまとまって作り上げた企画であれば
みんな楽しんでくれますし、もし万が一失敗しても
その原因を追及して、次の年に反映させればいいこと。
「社員にやらせる」これはとても絶大な力を発揮するようですよ~
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『かんたん実行・ばつぐん効果・らくらく継続!』
できる「シンプルしかけ」から!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
今回は3つしかご紹介できませんでしたが
このような「しかけ」が20個も特集されてるのが
本著なんです♪
最後の決意にも書きましたが、複雑なこと・難しいことは
社長も挫折しますし、社員も「めんどくさい~」となります。
まるるちゃんはまだ社員を雇って経営するということを
やったことがありませんから、実感と言うよりは
「そういうもんなんだ~」と本著を読み込んでいましたが
これは経営者・役職者の方にとってはめちゃくちゃおもしろい本
だと思います。
さっそく、まるるちゃんの親に送ろうかなと(笑)
さて、昨日も書きましたが本著はさらに
「5000名プレゼントキャンペーン」」
が用意されています。
3万円相当分の白潟さんからのさらなる「すごいしかけ」を、
PDFにて無料ダウンロードできるというもの。
ti-shikake@tohmatsu.co.jp へ、アマゾンから送られてくる
「ご注文の確認メール」をお送るだけだそうです~。
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