「マンネリ思考」を変えれば仕事はうまくいく! [by 日比野 省三 (著), ひもとあやか (著)]
「マンネリ思考」を変えれば仕事はうまくいく! 日比野 省三 ひもとあやか ダイヤモンド社 2006-01-27 posted at 2006/04/28 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『マンネリは天敵』
ビジネスを考えていく上でも、安全上でも
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☆気になったキーワード
『思考習慣病』 『目的展開』
『場の設定』 『変化恐怖症』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『マンネリを脱出するためには?』
なんでマンネリに陥るのか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『違いを見抜く習慣』
▼『穴掘りをやめて山に登ろう』
▼『巻き込みミスをするな-人間は変化に抵抗する』
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▼『違いを見抜く習慣』
「ミー・トゥー・アプローチ」って聞いたことありませんか?
簡単には、「私も一緒のやり方で」ということ。
だれかがうまくやった成功の前例に依存して
同じやり方を踏襲しよう!という考え方です。
これは、使い方を誤らなければ実はいいやり方だとまるるちゃんは
思うのですが、「この使い方」というのがとても大事。
前例に依存して成功するのは
【前提条件】【周りの環境】などが同じであること
が条件なのです。
目的が違っていれば、当然成功は得られませんし
時代が変化していれば、これまた成功しません。
ですから、【変化】に気づく!ことができるかどうかに
よってくるわけですね。
【変化】に気がつけるかどうか?というのは
【違いを見抜く習慣】を持っているかどうかによるわけです。
たとえば、トヨタの「ジャスト・イン・タイム」のカンバン方式。
目的には、在庫削減ですね。
必要なときに、必要なところに部品が届くようにするために。
これを単純に「在庫削減」ととらえてしまうと
たとえばコピー機メーカーが、在庫削減のために
完成品がお客様の要求にあわせて届かなくなってしまっては
×なのです。
あくまでお客様のところに「ジャスト・イン・タイム」が
我が社の方針なのではないのか?と考えることができたら
「在庫」は適正量もっていないといけませんね、と考えることが
できませんか?
【目的は何か?】これを外さないようにしないといけません。
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▼『穴掘りをやめて山に登ろう』
全体を俯瞰(ふかん)的に眺めようとはよくいわれますが
そのためには、全体が見えるところにたたないといけません。
地面に穴を掘る際に、穴の中でどちらの方向に掘ろうかな?
と悩んでいては、目の前の土しか見えないから
わからないですよね???
その前に、まず、山に登って高いところから
周りの状況が見えるようにしておかないといけないのです。
言ってしまえば簡単な話ですが、なかなかできませんね(笑)
目の前のことで「あっぷあっぷ」になってしまうから・・・。
#まるるちゃん、自身のこととして反省します(^^;;)
さて、では山に登るとは自分のマネジメントを考えた場合には
どうすることなんでしょうか?
それは・・・「自分のあるべき姿」をとらえると言うことだと
本著ではひもとかれています。
理系の人間にとっては「システムモデル」という言葉が
わかりやすいかもしれません。
全体の仕組み=システムが先に見えていれば、そこにいれる
パーツはぴったりあうものが作れますよね?
逆に全体が見えていないと、パーツをせっかく作ったのに
「あれ?入らないよ?(泣)」なんてことが
起こってしまいますから(^^;;)
大きな目的は、小さな目的を含有しているシステムが
うまく動くシステムなんでしょうね~。
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▼『巻き込みミスをするな-人間は変化に抵抗する』
【改革】この言葉の受けるイメージのすがすがしさに対して
実際に行われることの【痛み】というのはとても大きいものです。
なぜならば・・・改革を行うと言うことは
変化を起こすことですから、必ずそれによって
・既得権を侵される人
・行動を変えることを強制される人
がいるからです。
前者に関しては抵抗が巨大であることはいうまでもないと
思いますが、実は後者もとても嫌がります。
そう・・・
人は基本的に【変化】を嫌う生き物なのです。
だって、、、毎日同じことをしている方が
楽ですよね?
例え退屈であっても、【楽】なのです。
ですから、【変化】をさせようとするためには
それ相応の【理由付け】が必要なんです。
ですから、自分だけではなく周りを巻き込まないとできない
【変化】を起こそうとする際には、かならず
周りを【うまく巻き込む】ことが大事。
そのためには・・・・・
▼共通の目的をもたせることができること
▼相互信頼の文化を築くこと
この2つがとても重要なのです。
【変化】という結果をもとめるよりも
この2つのことをやっていくことがとても大事なこと。
これができれば、結果は自ずとついてきますから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『変化をおそれずに、全体を見ること』
できそうで、できないことです。
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最近、まるるちゃんはだんだんと自分が怖くなってきてます(笑)
読んだ本が・・・とても思い当たることがいっぱいなときが
すごく多いんですもの!!
今日の本も読み進めていくうちに
あまりにも自分にとって今めちゃくちゃ必要としている
部分にぶち当たるものですから・・・・
ノートに書いているマインドマップがいっぱいになりすぎています。
人間、どんなにやばい状態に陥っても
変化をすることよりも、状況を悪化させることであっても
それまでにやっていたことを繰り返す方が簡単なのです。
そしてその簡単なことを続けていると・・・
最後にたどり着くのは「カタストロフィ」。
破滅ですね。
#英語的に正確な意味が違っているかもしれませんが
#そこら辺は許してください(^^;;)
それが漠然とはわかっていても、目の前の苦痛から
逃れたい!こういう風に思ってしまうのが人なんですよ。
まるるちゃんがそうだからよくわかります(^^;;)
でも、それは未来を思い浮かべたときに理想状態ですか?
そうではないはずです。
今日からでも、勇気を持って変えていこうと思いませんか?
まるるちゃんも今日から始めますから
ぜひ一緒に始める仲間がほしいです♪♪♪
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