感動を売る!「人とお金」が集まる仕事術 [by 中村 伸一 (著)]
感動を売る!「人とお金」が集まる仕事術 中村 伸一 ナツメ社 2006-04-12 posted at 2006/05/03 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『感動をビジネスにつなげるには?』
誰もがハッピーです。
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☆気になったキーワード
『大人の修学旅行』 『感動のサプライズ』
『変化を楽しむ』 『隊長からのメッセージ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『感動につながる仕事のやり方とは?』
周りを熱くさせる隊長の生き方は?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『好きがブレない』
▼『自分自身と戦うことができる人』
▼『隊員は友達-真剣勝負』
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▼『好きがブレない』
中村隊長の「地球探検隊」では、スタッフが同行してのツアーがあります。
そのとき、スタッフの行動とは・・・
【率先して楽しむこと!!】
え、ってことは遊んでるの?って思ってしまうかもしれませんが
実は、結構これが大変なんです。
なぜ?それは・・・【どんなときでも】楽しまないと
いけないからです。
今日は体調が悪いんです。。。参加する隊員=お客様にとっては
関係ないですよね。
雨が降っているんです。 それも関係ありません。
どんな外的要因にもかかわらず楽しむことができるか?
これが場を盛り上げることができるかどうか
ひいてはその旅行を成功させることができるかどうかに
深く関わってくるのです。
どうすればできますかね?
中村隊長は「しなければならないからする」ではなく
「したいからする」ができることだとおっしゃいます。
自分の好きなこと、やりたいことだったら、
条件が悪くなっても、やりとげますよね?
楽しみにしていた遠足だったら
少しくらいの雨でもうきうきでかけると思いますが、
憂鬱なテストの日だったら、ずる休みしちゃうかもしれません。
だからこそ、いかに自分のやっていることが「好きか」
すなわち「好きがブレないか」というところを見つめ直す
必要があるんですね。
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▼『自分自身と戦うことができる人』
「起業家とは他人のために自分自身と戦うことができる人」
中村隊長の「起業家」の定義なんだそうです。
あの9・11テロの直後、世界各地の空港が閉鎖されたり
ツアーが中止となることで、旅行に行くことができなくなった
隊員がたくさん続出してしまったのだそうです。
そこで、主催旅行者の第一報は「テロは免責事項の対象なので
キャンセルは100%(旅行者の)負担になる」との連絡。
規約がそうであっても、とてもひどい話ですよね。
隊員は行きたい!という気持ちが強いのにいけないのですから。
そこで、中村隊長は交渉します。
閉鎖によっていけなくなったメンバーに関しては、自主的に
取りやめた人とは扱いが違うのではないかと言うことに。
結果、上記の理由によってやむを得ず旅行が中止になった場合に
関しては返金に応じるとの成果を獲得しました。
このとき、中村隊長はお客様=隊員のために、旅行社と戦った
わけですが、現地旅行社との関係が悪化することは
今後出発していく、隊員のことを考えるとよくないわけです。
将来の不利益になるわけですね。
それでもこのようなことができるのは「継続的に送客している」
という事実からできあがった信頼関係があるからなんですね。
隊員のことを考え、旅行社のためになることをする。
その結果、両者をつなぐ中村隊長の「存在」に大きな価値が
でてくるわけです。
ちょっと考えてみると、仲介ビジネスというのは
ビジネスで利益を得ようとする以上、本来存在しない方が
仲介される両者にとっては、コストメリットが発生しますよね。
それでも、仲介を利用しようとするのは
わずらわしい業務を代行してくれることや
「信頼」があるからこそです。
その「信頼」を得るためには、「他人」のために戦うことが
できるかどうか?という点が基盤になってくるんだろうなと
改めて思いました。
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▼『隊員は友達-真剣勝負』
お客様とビジネスをしている人との関係は
大きく3つにわけられます。
ひとつは、「お客様は神様だ」というとらえかた。
すべてお客様のおっしゃるとおり!として仕事を進めるやり方ですね。
これと対極なのが「おれが教えてやっているんだから」という
ものに代表される、まるで見下しているかのような
仕事のすすめ方です。
両者とも健全でしょうか?
前者も後者も、いいところはあります。
例えば後者であれば「先生」と「生徒」の関係においては
ある一定の権威があったほうが、この人が言うことだからと
行動をしようとする効果という意味でも。
でも、やはり、本来どちらにも「優劣」はないのではないでしょうか?
基本的には「同じ目線」でやることがその後の発展を
生むと思うのです。
なぜ?
目線が同じと言うことは、言い換えると「真剣勝負」であるという
趣旨を中村隊長はおっしゃいます。
提供する側も、真剣。
サービスを利用する側も真剣だからこそ、感動も大きいし
不満なことがあれば、真剣に苦言を呈します。
不満でいちばんまずいのが、「サイレント」なこと。
なにも言わずに、去って行かれてしまうお客様が
存在する状態というのは、非常にまずいのです。
まるるちゃんが今やっているビジネスも
おかげさまで、みなさんがいろんなことを提言・苦言・応援
してくださっています。
それも、「期待」があるからこそです。
これを前向きにとらえていくことが、さらなる発展を
みせるものなんだろうなぁと。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『好きがブレない』
困難にであったとしても
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
著者の中村隊長とは、今はもう卒業した「東京非凡塾」で
お会いしました。
まだまるるちゃんがメルマガなぞを始める前のことです。
#ようやく楽天日記を書いているくらいのころですね。
そのときに、演壇で話しているまばゆいばかりの
パワーを放っている中村隊長をみて
「こういう風に人生を生きている人っていいな~」って
思ったことを思い出しました。
ご出版されたことを、某MLで聞き
早速アマゾンから取り寄せて買ってしまいました♪
で、手元に来てから読んでみたんですが
「おもしろいんですよね~」!!!
電車の中で2/3くらい読み終わったところで自宅の最寄り駅に
ついてしまったのですが、やめることができずに
読み切ってしまいました。ちょっと肌寒いホームで(笑)
それぐらいのエネルギーが詰まっているって事なんでしょうね~。
さすが!
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