新ネットワーク思考~世界のしくみを読み解く
●新ネットワーク思考~世界のしくみを読み解く
アルバート・ラズロ・バラバシ(著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140807431/maruruchan-22
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『ネットワーク思考とは?』
┃
┃ ネットワークは興味があります。その思考法って?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『ハブ』
『リンク』
『一人勝ち』
『80対20の法則』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『ハブの大事さとは?』
┃
┃ コンピュータネットワークの世界では不可欠のものです
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☆本から得た気づき
▼『6次の隔たり-小さな世界』
人間の世界は、平均6人を挟めばだれにでも到達することができる。
ということが実験的に証明されています。
私ももちろんそうですが、必ず友人・知人がいて、そこを
なんとかたどれば直接知らなくても関係がつながっているという
ことですね。
それだけ高度に相互につながっているわけです。
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▼『80対20-ベキ法則』
空港ネットワーク・収入分布のように、特定の「ハブ」に
資源が集中している分布をベキ法則と呼びます。
この場合、後からはいてきた人も当然、「有力なもの」との
接続を望みますので、金持ちはますます金持ちになる
仕組みができていると言えます。
成長の早さを考えると、自分につながる「リンク」を増やし
いち早く「ハブ」になることが必要なんですね。
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▼『適応度-魅力をあげる』
では、後からはいった新参者は、成功することができないのか?
現実にはそんなことはありません。後から入った新参者が
昔からの有力な企業を駆逐する事例もよくあります。
これはその企業の業界・世界にたいする「適応度」という
指標で数値化できます。適応度とは、その企業のもつ「魅力」
いかに「リンク」したくなるか?をあらわしてます。
安全・便利さなど誰もがつなぎたくなる理由ですよね。
後発企業はこのあたりに集中的に意識をいれれば
逆転の可能性があるわけです。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『適応度=魅力をあげる』
┃
┃ 自分のやることを成功させるために
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ハブ=コネクターになりたいという人は多いですよね。
(私もそう思っていますが)
でも当然ながら、自分が逆の立場(リンクを探している人)ならば
そのリンク先に「つなぐ意味があるか?」を考えますよね。
そうであるならば
すでにハブとして機能している
リンクしたくなるだけの魅力をもっている
というのが必要です。
現時点ではハブにはなれてません。それならば魅力をあげることが
大事になってくるわけです。
メルマガを発行し続けることによって、ちょっとずつ「ハブ」になる
可能性が出てきていると思って、がんばります。
この本、「ハブ」「ネットワーク」といったテクニカル(=技術)を
社会の現象によくマッチしていて、読みやすかったです。
自分が理系のせいもありますけどね。
しかし「量子力学」なんてものが「社会ネットワーク」とアナロジーを
持っているとは思いませんでした。
●新ネットワーク思考~世界のしくみを読み解く
アルバート・ラズロ・バラバシ(著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140807431/maruruchan-22