技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から
●技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から
出川 通 (著)
http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032435/maruruchan-22/ref=nosim
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『MOTって何?』
┃
┃ 最近キーワードとしてよく聞きますね
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『研究-開発-事業-産業』
『死の谷』
『未来』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『失敗から学ぶと?』
┃
┃ なかなか得られない学びの材料です
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
▼『安易な横展開をしない』
先に進むことができるような体力もないのに、動き出してしまったら
死んでしまいますよね?でも事業プロジェクトでは往々にして
起こってしまうことなんです。
つまり『魔の川』を越えても無いのに『死の谷』に突き進んでしまうこと。
『魔の川』とは研究と開発の間に横たわっているもので、
研究=つまりまだ手作りでしかモノができてない状態から、
開発=実際に市場に製品をだそう!という手前の状態にすらなっていないのに
いきなり『死の谷』を超えて、事業化!を目指してしまうストーリーを
立てているプロジェクトを良く聞くこと。
あくまでメインで打ち出している商品の可能性(=差別化された特徴)
をちゃんとすすめてから次の段階へ行くべきなんです。
安易に「この性能は事業化できるじゃん」と思っていても、
その程度の特性はほかの商品ですでに事業化されているから、
ただの値段競争に巻き込まれます。差別化の特性をちゃんと一歩一歩進める
ことが必要なんですね。
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『ステージのずれをおこさない』
研究・開発・事業・産業と4つのステージが言われることが多いですが
あるプロジェクトで考えている商品が開発ステージにあるにもかかわらず
プロジェクト管理が事業ステージとしておこわなわれてしまうことって
あります。つまり、まだ商品はコストを意識して開発するよりは
納期・性能を優先すべきであるのに、プロジェクト管理がコストを優先して
しまって、結局何にもできない!ということになってしまいます。
「目的」がなんであるかを明確にしていないからそういうことに
なってしまうんですね。今回のプロジェクト管理に限らず気をつけないと
いけません。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『ずれをなくす』
┃
┃ 致命傷にいたらないように常に目を配る
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
●技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から
出川 通 (著)
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