能力構築競争-日本の自動車産業はなぜ強いのか
中央公論新社 (2003/06/24)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『どのようにして能力を身に着けるか?』
┃
┃ 系統立てて構築できるはデカいです!
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☆気になったキーワード
『自動車』
『創発的』
『競争優位』
『もの造り』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『どのように組織能力を高めていったのか?』
┃
┃ 自動車産業を例にとって見ると
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☆本から得た気づき
▼『深層の競争力をつける』
消費者の目から見たら、競争力って「価格」「納期」がありますよね。
この2つは外から見ても一目瞭然のわかりやすさです。
でも、この2つは採算度外視でつけることができますよね?
短期的にライバルをつぶすだめなどの戦略で。
ところが「生産性」「生産リードタイム=出荷までにかかる時間」
というのは、消費者の目には触れないけれども、「価格」「納期」
に大きく影響するファクターになります。
この2つが強い組織は、最終的な勝利者になる可能性が非常に高いんです。
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▼『では生産性を高めるには?』
生産性とは(生産量)×(労働時間)で現すことができます。
これを(生産性)=(正味作業スピード)×(正味作業時間効率)で書き直して
みましょう。それぞれ
(正味作業スピード)=(生産量)÷(正味労働時間)
(正味作業時間効率)=(正味労働時間)÷(労働時間)
です。前者は一つ一つの作業のスピードをいかに上げるか?に着眼し
後者は、1日8時間の労働時間のうち、遊んでいる(=生産に直結しない)
時間をいかに減らすか?に着眼しています。
後者に着眼して、力強さを発揮したのがトヨタ。これによって生産性を管理
することができるようになっていったんです。
一概に生産性といっても、何に着目するかによってこんなにも変わってくるんです。
式に分解することができるとこんなにもわかりやすいんですけど
それは後知恵だからですね。最初に見つけた人はえらい!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『深層の競争力をつける』
┃
┃ ほかに容易に真似されないために
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