理系ビジネスマンが書いた ― 人生をプロジェクトマネジメントしよう![by 泉 通博]
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2005/01/20)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『人生をプロジェクトとして捉えられる?』
┃
┃ 最も大きなプロジェクトになりますね
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☆気になったキーワード
『コンパス』 『逆三角形』
『智恵』 『生と死』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『人生をマネジメントするには?』
┃
┃ 行き当たりばったりえやるよりもいい人生が送れそう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
▼『目的を明確に-幸福って何?』
これまで何度か書いてきましたが、力を最大限に発揮するのは
「目的を明確にしたとき」です。
必要な力を正しい方向に注げますよね。
ところで、「幸福」って何だろう?って考えたことありますか?
泉さんの定義では「困難を乗り越えたそのとき」が幸福な瞬間
ということ。
確かに、困難な仕事をやり遂げたときの、感動はまさに
幸福の時ですよね。
でも、困難には2つの困難があります。「良性」「悪性」の2つ。
後者は、やるべきことをやらなかったとき。例えば先送りに
してしまったときにその後始末のための困難。
でも良性の方は「自らの意思で挑戦」した困難です。
これをやり遂げたときこそが真の幸福ですよね。
そのためには、挑戦するべき「目的」を明確にしなくては
困難を乗り越えることができません。
プロジェクトの基本=目的を明確にするところから
スタートしましょう。
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▼『行動する-失敗の質を高めよう』
目的を明確にしたら次にやるべきなのは行動です。
動かなくては何にも改善しませんよね。
で、行動すると全部がうまくいくことは絶対にありません。
必ずなんらかの失敗がでてきますよね。
この失敗を失敗のままほっておくのではなく次に生かすように
しましょう。
そのためには「失敗の質」を高めないと、得られるものがないですよね。
まず大事なのは「高い目標からしか高い失敗の質は得られないこと」
目標が高いからこそ、その失敗にはいろいろなエッセンスが
詰まっているのです。
そして次に大事なのは「リスクを管理」すること。
「早く気づく」ことがポイントです。
そのためには、「チェックポイント」を必ず設定すること。
泉さんは、競技オリエンテーリングの選手だったご経験から
チェックポイントの大事さを熟知されています。
例は実際の本に譲るとして、やらねばならないのは
・仮説を立てる-「こっちの方向であってる?」
⇒間違っていたら軌道修正
・原因の追究-「何で失敗した?」
⇒わかればそれをつぶす
という方法。
一言で言えば「最も早い行動が、もっともリスクを小さくする」
のです。
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▼『実践する-知識を智恵に変えよう』
目的を持つという思考法、行動するときの基本を押さえた後は
実践あるのみですね。
では、実践するとどういういいことがあるでしょうか?
これは、「エンビジ」でまるるちゃんが何度も書いてきた
アウトプットの大事さ!とシンクロする話です。
得た知識を、まず「書く」ことで自分の智恵とします。
頭で漠然と捕らえているよりも、
自分の文字として示した方が整理されるというのは、
「図解」の大事さとして言われていますよね。
そして、自分の「智恵」を、周りの人に話すんです!
話す=発信するということによって、それに対する反応を
得ることができます。
反応を得るということは=様々な視点からの意見を得ることが
できるじゃないですか。
ということは、自分の「智恵」をさらに磨きをかけることが
できるということ。
だからこそ、いつもまるるちゃんが言う
「エンビジを発行することで一番メリットを得ているのは
発行者のまるるちゃん自身!」というのがこの過程で説明できる
と思いません?
「読書」⇒「マインドマップにする」(自分の智恵に)
⇒「メルマガの文章にする」(智恵を磨く)
⇒「発行する&反応をいただく」(周りのおかげで磨ける!)
これがマネジメントと呼んでもいいのであれば
ちょっとはマネージャーの素質があるんでしょうか(笑)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『目的⇒行動⇒実践のブレイクダウンをする』
┃
┃ 基本がしっかりしていればうまくいく
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著者の泉 通博さんは、現役の理系プロジェクトマネージャー。
同じ理系として、本のタイトルを知ったときに読んでみたい!
と思っていた1冊でした。
読んでみて「これは現場で培われた体験とノウハウが詰め込まれてる!」
というを実感しました。
実際にプロジェクト管理をやっていらっしゃるからこそ
人生という大きなプロジェクトに対する取り組み方を
示すことができるんですね。
そして、びっくりしたのがなんと著者の泉さんが
我が「エンビジ」の読者様だったこと♪
メールをいただいて知ったときには、とてもうれしかったです~。
> 非常に忙しいエンジニア業をされている中で、これだけのメルマガを
> 出されているというのはものすごいことだと思います。
ほめていただけるととてもうれしいです!
> 「エンジニアの枠にとどまっていてはいけない」という丸山さんの心意気に
> 共感します。
この点に関して共感してくださる方は大歓迎です!
本当にありがとうございます。
同じエンジニアとしてこの本を取り上げましたが
理系・文系に限らず、自分の人生をマネジメントしてみたい♪
という方はぜひご一読を!
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**この本の効果発揮開始はこれくらいからだ!=1年~**
できるところから、プロジェクト化してみる!
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理系ビジネスマンが書いた ― 人生をプロジェクトマネジメントしよう!
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