中学生からの作文技術[by 本多 勝一]
朝日新聞社 (2004/10/09)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『文章力↑のために!』
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☆気になったキーワード
『「、」テン』
『長いほうが先』
『かかる』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『文章の作法は?』
┃
┃ 読んでいる人が戸惑わないように
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
▼『かかる言葉と受ける言葉は対になるべき』
例えば「きれいな学校」という節は「きれい」というかかる言葉が
「学校」といううける言葉にかかっています。
このような簡単な例では問題ないのですが、文章が長くなってくると
かかる言葉はあるのに、受ける言葉がなくなってしまうことって
よく起こってしまうんです。
(具体的な例は本書に載せられています)
この関係が途中で切れてしまうとどうなりますか?
混乱しちゃうんですよ。あるべきところに言葉がなくなってしまうから。
かかり受けの関係は、本来理解を助けるためにあるんです。
最初の例では、「ああ学校があって、それはきれいなんだな」と
情報が付加されるのですから。
ですから、かかり受けを使うときには読み手を混乱させないように
気をつけて使わなければなりません。
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▼『節を先に句を後に』
では、かかり受けの関係がちゃんと失われていなければよいのか?
というとそれだけではありません。
原則として「長いものを先に持ってくる」というのがあります。
次の2つの例を見てましょう。
a)横線の引かれた厚手の白い紙
b)厚手の白い横線の引かれた紙
この2つは同じものをあらわしているのでしょうか?
a)の表現には紛れがありません。
「横線の引かれた」厚手の白い紙
ですから。
でb)には、いろんな解釈ができちゃいますよね。
「厚手の白い横線」の引かれた紙
厚手の白い「横線の引かれた」紙
厚手の「白い横線の引かれた」紙
どれでもよいわけです。
もしa)の意味を伝えたいのであれば、
やはりa)のように表現するべきですよね。
で、どうやって表現しているか?というと「長い節」を
さきにかかり言葉としてもってきているわけです。
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▼『テン「、」のうち方』
句読点というのを学校で習いますが、どうやって打つのか?
というのはちゃんと習いませんでした。あくまで感覚!というだけで。
「。」の方は文章の最後に打つというわかりやすい規則がありますが
「、」の方はどうしましょう?
いくつか法則を本多さんが挙げられていますが、まるるちゃん的に
一番心に残ったのは
語順が逆の場合に「、」を打つ
これは先ほどの「長い順番に前に持ってくる」という原則に
反した場合、ここに点をうつということです。
例えとしては
c)厚手の横線の引かれた白い紙
という文章で、先ほどのa)と同じ意味にしたい場合には
厚手の、横線の引かれた白い紙
としよう!ということです。この場合、先頭にきた「厚手」という
意味が強調されることになります。いわゆる「倒置」ですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『節を先に句を後に』
┃
┃ 誤解を招かないような書き方を心がける
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
この本多さんの本を紹介するかどうか迷いました。
というのは、作文の作法を紹介しているのに
その斬ったメルマガが作法に反していたらどうしよう!(爆)
と思ったからです。
反してしまっている場合には、ひとえにまるるちゃんの未熟さのためですので
批判はまるるちゃんまで送ってください!!
この本多さんの本を学んで、これからメルマガやブログを書いていくときに
このことをちゃんと頭に残して、精進していきたいと思います。
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