商売魂[by 高塚 猛]
サンマーク出版 (2003/09)
売り上げランキング: 72,236
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『再建の鬼の心は?』
どういう考え方をされているんだろうか?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『人たらし』
『上手に借りる-人の力』
『土壌-花』
『勝売』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『人たらしになるには?』
上手に人に物事を頼める人は?
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☆本から得た気づき
▼『貸しがある人には気軽に集まってくる』
人は自分の気持ちが楽しいところに集まってきます。
例えば「お金」お金を借りている人は、借りている元には
なかなか行きたがらないですよね。ある意味負い目があるからです。
これって「お金」だけではありません。
心理的な「貸し」「借り」もこれに該当します。
ということは「あの人には借りが多いな~」と思っちゃうと
その人のところには行きたがらなくなります。
逆に「私はこの人には貸しがあるぞ~」となると
心理的には気軽に会いに行ったりできるようになります。
確かに、心理的にはまさにそのとおり!ですね。自分のことを考えれば。
仕事が溜まっているときには上司のところには話を行きづらいし(笑)
この相手に「優越感」を感じてもらうのに高塚さんは『勝売』を
提唱されています。商売=『勝売』として。
この「勝」はお客様や相手に「メリット」を感じてもらうこと。
すると、受け取った側はうれしくなりますものね。
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▼『第3者を通してほめる』
ほめて育てろ!とはよく言いますよね。
その方が、相手がやる気になるからということで。
このときに高塚さんが心がけているのが「自分の口からではなく
第3者を通じてほめること。
つまりAさんをほめたいときに、Aさんの同僚のBさんに
「最近、Aさんはがんばっているよね~、あの仕事はよかった!」
とほめてあげると、BさんはAさんに後ほど
「高塚さんがほめていたよ」と伝えてくれますよね。いい話ですから。
直接言われると、うそ臭く感じることでも
第3者から言われると言うことは、伝える第3者もいい話ですから
伝えてくれる(=話のネタになる)
&聞いた本人もうれしい!といいことばかりなんです。
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▼『自分を介した人間関係を気持ちよく結ぶ』
基本に考えることは「相手が気持ちよくなることはなんだろう?」
このために「ちょっと加工する」ことは悪いことではないのです。
うそをつくのはいけませんが、よい解釈をして伝えてあげることは
自分が入ることによって、2人の人間関係を良くすることができた!
つまり価値を生み出した!ということになりますよね。
「人たらし」は相手にとって利益・メリットを与えること
であるとすれば、この「加工」によって生み出されるメリットも
まさに「人たらし」の価値。
自分の能力を駆使して、メリットを与えられるように
したいものです。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『「勝売」をできる人になる』
相手に対してメリット・優越感を持ってもらえるように
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
電車の中で食い入るように読んでいました。
実際に、どのように「人」と接してきたかが書かれていたからです♪
最近報道された「セクハラ」報道に関しては真偽のほどが
わかりませんが、もし事実としたらとても残念ですね・・・・・。
ところでまるるちゃんをはじめ、理系の人間はちょっと人付き合いが
たぶん文系・営業系の人間と比べると苦手。
それはこれまで何度も書いてきたように、人を相手にしないで
機会や実験装置に向かっていれば生きてこれた面もあるからなんです。
でも、それではエンジニアとしては生き残ることはできるかもしれません。
世界的な権威にさえなれば。
でもそれではつまらないですよね?
物理の世界で論理性のパワーをせっかく身に着けているんだから
今度は、人間関係の方でパワーを身につけたいと思うのは
まるるちゃんだけではないと思います。
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