お客様の感動を設計するハッピーエンドのつくり方 [by 平野 秀典 (著)]
ダイヤモンド社 (2005/05/20)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『感動を設計する?』
いやらしい意味ではなく、素直に共感できる方法は?
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☆気になったキーワード
『共演者』 『ONとOFF』
『イッツ ショータイム』 『ハッピーサプライズ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『ハッピーエンドを作り出すには?』
終わりよければすべてよし!ですから。
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『感動貯金-最大のモチベーション♪』
▼『イッツ ショータイム!』
▼『一貫性をもったイメージを抱く』
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▼『感動貯金-最大のモチベーション♪』
自分が何かに対して感動・感激したとするじゃないですか?
すると、それを自分の中だけで隠し持っておこう。
誰にも教えないぞ!という人ってなかなかいないですよね?
ぜひ、伝えたい!と思うじゃないですか。
という、奥様に対して会社帰りのだんな様は
「近所でこんなことがあったのよ♪!」という話などで
いろいろお付き合いしているかもしれませんが(^^;;)
そして、この行動力は、他人に伝えよう!という想いだけではなく
その感動をもたらしてくれた、本人へもお返ししたい!と
思うものなんです♪
著者の平野さんはこれを「感動のブーメラン現象」と名づけられました。
お互いに、感動した!という同じ感情を投げ返したくなるんですね。
そして、自分が感動をいただいた!という記憶って
次への自分の行動を駆り立ててくれませんか?
「あんな感動をもういちど体験したい!」と。
これが感動貯金なんですね!
自分が感動的なことを他の人にしてあげると、
いつかは帰ってくるんです。直接的にせよ間接的にせよ。
だったら残高は一杯にしておくほうが、楽しみじゃないですか(笑)
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▼『イッツ ショータイム!』
演劇・マジックなどなど、人前でパフォーマンスを
繰り広げてくれる方々にとって、それは「ショータイム」です。
幕があがって普段と違う世界になるんです。
幕が実際にあるかどうかはともかく。
それって、ハッピーエンドとなにが関係あるの?
あるんですよ(笑)
ショーの中で感激したこと・感動したことが大きければ
そのショーの印象ってとてもよくなりませんか?
逆に、印象に残ってないショーというのは、「時間の無駄だった」
となってしまう可能性が高いんです。
では、どうしたらこの感動体験を持って帰ってもらえるんでしょうか?
そのヒントが、一流のマジシャンにある!と平野先生に
教えていただきました。
それは・・・・・。
実践して体験してもらうこと。
一流のマジシャンは、常に観客の誰かに自分のマジックに参加
してもらいませんか?
そして、その観客を「共演者」としてマジックを進行していくんです。
するとマジックが成功した暁には「自分も参加したんだ!」と
強い感動を持ってもらうことができるじゃないですか。
あれは決して、観客にサクラがしこんであるわけではないんですよ(^^;;)
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▼『一貫性をもったイメージを抱く』
もうひとつショーが感動的かしらけるかの大きな理由が
あるそうなんです。
それが「提供者がイメージを共有できているのか?」
ということ。
例えば、ある商品の広告の文章がすごくよくできていて
「お、これは!!」と思って店頭にでかけたとするじゃないですか。
でも、店頭の販売員が商品のことを理解していなくて
ちゃんと説明してもらえなかったりすると
「・・・・・・言っていることとやっていることが違う!」
こんなご経験がある方は多いかもしれません!
逆に、技術・営業・宣伝などが一体となって商品コンセプトを
理解して全力でやっているところは「一貫したメッセージ性」を
感じますよね?
そして、そのイメージが「お客様のことを」考えているならば
われわれとしても「共感する=共演する!」ことができるんです。
でも、人間はなかなか自分が経験していないことは想像が
できません。
まるるちゃんも、自分とは違う立場例えば芸術センスが鋭いけど
ネット関連に疎い方と話すとイメージがちょっとずれちゃいます。
が、このときに、やってみようと思った教えは
「イメージの補助線を引く」こと。
自分が体験していなくても、似たようなこと・小さなことを
自分の中で広げていくことによって、相手の立場を慮る
ことをしていけば、相手と「共演する」ことができていくんですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『共演者としてイメージを共有できるように!』
共演者とは最高の結果を得たいと自然に思いますよね。
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師匠、平野先生の第3作目です。
タイトルをお聞きしたときに「おお、これはいい!」
と素直に思った1作だったんです。
そして内容を拝読して、その直感があたり!でした。
「共演者」という考え方は、実際に舞台に立たれた方でないと
でてこないですね。
まるるちゃんの場合には「仲間」という漠然と理解している部分が
多分にありますから。
「共演者」と捕らえてみると、なんかとても主体的な
感じをうけます。
共通の目的=イメージに向かって、活動していく同志!みたいな
感じなんですね。
平野先生からは常に
顧客満足を追求してはだめだ。
顧客感動を狙っていかないと。それが芝居では当たり前だ。
との教えをいただいています。
「エンビジ」も「満足」ではなく、「感動」を狙っていかないと
弟子として落第になりそうですから、
ますますがんばらねば・・・
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