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経営者の条件 [by P・F. ドラッカー (著)]

2005-06-14

新訳 経営者の条件
新訳 経営者の条件

posted with amazlet at 05.06.15
P・F. ドラッカー Peter F. Drucker 上田 惇生
ダイヤモンド社 (1995/01)
売り上げランキング: 3,045
このページは在庫状況に応じて更新されますので、購入をお考えの方は定期的にご覧ください。

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『土井さんのお勧め!』

  元アマゾンの土井さんの処女作【成功読書術】で選ばれていた本です。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『エグゼクティブ』   『汝の時間』

 『意思決定』   『貢献』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『自分をマネジメントするには?』
                              
   自分自身を【経営】していくために。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『強みを基準とする』
 ▼『もっとも重要なことから取り組む-未来のために』
 ▼『意思決定-境界条件を抑える』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『強みを基準とする』
  官僚や大手企業の人事で、「この人がなぜ選ばれたんだろう?」
  という人事ってありますよね。

  たまになのか、よくなのかはおいておいて。

  それって大体の場合【この人には弱みがないから】という理由で
  選ばれているんじゃないかと思います。
  つまり、「失点する可能性が少ない」=無難という理由ですね。

  それって、何かを生み出すと思います?

  そして、それはマネジメントしているとは言わないと思うんです。

  この逆に「強みを基準とする」ということは、その強みに応じた
  【成果】を要求します。
  なぜなら、「なにができるか?」というのが強みなのですから。

  世の中、成功している人やうまくやっている人は、欠点がない人かといえば
  もちろん違います。
  彼・彼女たちが成功しているのは、弱みを補ってあまりある
  【強み】をもち、そしてそれを生かしているからですよね。

  
  ではまるるちゃんの強みってなんだろう?と考えたとき
  エンジニアという立場から、理系のこと・システムのことを理解しています。
  
  そして、【エンビジ】を1年間発行し続けてきたことで
  メルマガのことを理解し、ビジネス書からいろいろなことを学んできて
  います。

  それぞれ単独のこととして捕らえると、エキスパート・第1人者は
  いらっしゃいますが、それをつないだエリアにまるるちゃんの【強み】って
  あるのかなあと考えている最近です。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『もっとも重要なことから取り組む-未来のために』
  優先順位をつけろ! とても大事なことですね。

  そして、これに対応してよく言われるのが「劣後順位をつけること」
  つまり。「何をしないか。取り組むべきではないかを決める」
  というものですね。
  
  これは、われわれのエネルギー・時間などの【資源】には
  限りがあるからです。

  重要でないことにつかっていると、ホントにやらないといけないことに
  割く【資源】がなくなってしまうじゃないですか。

  大体の場合、重要な問題はほっておくと、リカバリーするのが大変です。
  これって【過去】にエネルギーを割いていることだと思いませんか?

  【過去】においてちょっと時間をかけておけば、
  今やらなくていいんですからね。
  まるるちゃんにも心あたることがいくつかあります(^^;;)

  ということは一歩進んで考えれば【未来】に対して自分の持つエネルギーの
  一定割合をさく!ということを思いつきます。

  先のことを考えて段取りしていると、【未来】において
  投資しないといけないエネルギーの量が節約されます。
  ということはさらにもっと先の【未来】のことも考えることが
  できるという好循環をつくりだせますものね。
 

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『意思決定-境界条件を抑える』
  意思決定をすることは、経営者の大事な仕事です。

  では、意思決定をする際の条件ってなんでしょう?

  それは時には人材であったり、市場環境であったり
  いろいろなものがあります。

  これをまとめると「その意思決定によって自分は何をしたいのか?」
  ということに集約されると思うんです。

  理系の世界では、「境界条件」として定義されているものです。
  ある問題を解こうとするときに、必ず満たさないといけない条件です。

  「自分は何をしたいのか?」を満たさない意思決定は
  まったく意味がないですよね?
  自分がやりたくないことをやらないといけないのですから(笑)

  
  と・こ・ろが笑ってばかりもいられないんです。

  この境界条件をはっきりさせてなかったために、
  境界条件を満足しない意思決定の多いこと。多いこと。

  「ビジネスで成功したい!」というのが自分の目的なのに
  「××はやりたくないから、やらない!」とその成功から
  遠ざかる決断をしてしまう人。

  「戦争に勝利する!」という目的を忘れて
  緒戦の勝利で獲得した根拠地の維持のみにこだわってやぶれていった軍隊。
  
  歴史上を見るだけでも数多くの事例があります。

  
  すべて「境界条件」を抑えてなかったこと・忘れてなかったことが
  理由なんです。

  まるるちゃんもそうですが、人は忘れっぽいです。
  ということはその忘れっぽい人間でも明確に認識できるような
  シンプルな「境界条件」を定義しなくてはいけないんですね。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『強みを基準にする』
                              
   弱みばかり目を行くのではなく、ひとつでも強みをみつけること
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 冒頭でもご紹介しましたが、今回この本を読もうと思った
 直接のきっかけは、土井さんにご紹介していただいたことです。

 『特選 ★土井英司のビジネス・ブック・マラソン』
   → http://blog.goo.ne.jp/eliesbook

 その土井さんにインタビューした中に、こんな内容がありました。
 >  土:そうですね。それに関して言うと、今回の『成功読書術』で
 >    ご紹介しているドラッカーさんの
 >    『経営者の条件』という本の中にこんな教訓があるんです。
 >     http://amazon.co.jp/o/ASIN/447832073X/maruruchan-22
 >
 >    非常にいいメッセージだと思っているのですが、それは
 >        貢献にフォーカスしなさい
 >    という教訓なんです。

 まさに、この文章が目に飛び込んできました!

 自分がどう思っているかだけではなく、
 自分がやろうとしていることを受け取る人が、どう思っているか?
 その相手にどうしてあげたいか!が重要なんです。

 そうすると、提供するサービスの質もあがるし
 自分自身が成長するスピードも段違いになってくるんです。

 レベルがめちゃめちゃ高いのですが、土井さんがまさに
 この【貢献にフォーカスする】ことで爆発的に成長されたのですから。

 本にたくさん赤ペンで書いてしまいました。
 また再読です~。

経営者の条件
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