「プロ経営者」の条件 [by 折口 雅博 (著)]
「プロ経営者」の条件 折口 雅博 徳間書店 2005-07-22 posted at 2005/09/12 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『経営のプロとは?』
何事にもプロはアマチュアとの違いがあるはず!
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☆気になったキーワード
『でっかいこと』 『センターピン』
『成功を呼ぶ-目的と手段』 『第一集団』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『何が成功を呼ぶ?』
どんなことをしたからこそ、成功を迎いいれたのだろうか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『センターピン:いつも当事者意識』
▼『ゼロから1を創りあげる』
▼『第一集団にいる:1位になるためには』
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▼『センターピン:いつも当事者意識』
ボーリングって知ってますよね?
#今はやってないから知らない~って言われたら
#まるるちゃんの年がばれますか???(泣)
ボーリング。高得点を取るには、10本立っているピンを全部倒して
ストライクを取らないといけません。
そして、それには先頭のピン=【センターピン】にボールを当てないと
ほとんどの場合ストライクにできないのです。
逆に【センターピン】に当たればかなりの本数が倒れます♪
そういうゲームですからね。
ということは、事業をする場合でも、絶対に【ここ!】をなんとかしないと
うまくいかないキーとなるところがあるんです。
そして【センターピン】を倒せば、事業がほとんどの場合うまくまわして
いけるポイントとなります。
例えば、折口さんがディスコでみつけた【センターピン】とは
常に満員であること
なんだそうです。
それまでは「月曜日は絶対に儲からない」が定説だったディスコ業界で
平日であっても、常に満員!という話題性を作り出して大成功!
最初は、無料でたくさんの方をご招待して満席にしていたのが
話題が話題を呼ぶようになり、すぐに有料の入場客ばかりに
なったんだそうです!
こんな【センターピン】を見つけるにはどうしたらいいんでしょうか?
それには「いつも当事者意識」を持って行動することと折口さんは
おっしゃいます。
例えば「オーナーになった感覚」でいれば、オーナーとして
どうしたいか?という情報が自分の中に入ってくるんです。
これは今自分がオーナーじゃなくても、オーナーとしての経験を
していることになっちゃうですよ。
まるるちゃんも、今は普通のサラリーマン。
でも、【エンビジ】を発行して、どうやったらうまく回っていくだろうか?
と考えて行動していると、まるでオーナーのようですよね(笑)
さてこの経験をもっと生かしていかないと♪
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▼『ゼロから1を創りあげる』
何が一番大変か!って『ゼロから1を創りあげる』ことですよね?
1を2にすることや、3を10にすることは実は比較的
できちゃうんですけど『ゼロから1を創りあげる』は
とんでもないエネルギーが必要です。
ですから、最初の立ち上がりにはとんでもないエネルギーをかけないと
うまくいきません。
例えば、「認知」。
事業をやっていく場合に、「ブランド」「会社名」が
知られているかどうか?というのは競争が激しい業界ほど
その事業の成否を大きく左右しますよね?
でも、誰も知らないから最初はなかなか広がっていかない。
では!と大きな投資をするんですが、この「認知スピード」だけは
予見が難しいと折口さんもおっしゃいます。
【エンビジ】も最初創刊してからしばらくの間
まったく知名度のないメルマガでした(笑)
そう、「投資」をしてこなかったんですね。
そこで、「認知度」をあげようと、
時間の投資=相互紹介を数多く行うようになったり、
金銭の投資=広告・キャンペーンを出す
ようになったりしてきて始めてだんだん認知度が上がってきました。
そしてあるところで「爆発」して一気に1万部になったんだと思います♪
まさに「認知スピード」はわからないを自分で実践してしまいました(爆)
こんなところからも『ゼロから1を創りあげる』がいかに
大変か!ということですよね?
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▼『第一集団にいる:1位になるためには』
マラソンを見ていると、テレビ中継はだいたいの場合
先頭のランナーもしくは第一集団と呼ばれる先頭の集団だけを
映していませんか?
これは・・・マラソンではほとんどの場合、第一集団に
ついていってないランナーが優勝することはない!からなんです。
だからよくアナウンサーが「集団から脱落しましたね・・」
とコメントしているんだと思います。
なんでなんでしょう?
まるるちゃんはマラソンを走りませんが、
普通に短い距離を走っているときでも思うのが
「自分のペース」で走れるかどうか?ってとても重要ということ!
自分が好きなペースで走っているときはあまり疲れを感じませんが
周りのペースに巻き込まれているときってとても疲れるんです。
これって人生でもおんなじですよね?
周りに一喜一憂していかなくてはいけない立場では
安定感もないし、ストレスばかり。
事業の世界では、トップグループの企業がこの「ペース」を
つくっていきます。
周りの事業規模の小さい企業は、どうしても業界トップの
ペースの上で仕事をしていかないといけないのです。
#これを崩す弱者の戦略が「ランチェスター戦略」ですが
#今回の話とずれるので、この本を読んでください(笑)
⇒http://amazon.co.jp/o/ASIN/4534039107/maruruchan-22/ref=nosim
だからトップグループ=第一集団にいることがとても大事。
【エンビジ】も書評メルマガという業界では、おかげさまで
トップグループに入ってくるところまではきました。
でも「トップ」ではないので、まだまだ自分のペースでは(笑)
精進します♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『第一集団にくらいついていく』
自分のペースで走れるようになれるために
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折口さんの著書との出会いはこの本が最初でした。
『起業の条件―若者文化からビジネスを生み出す方法』
⇒http://amazon.co.jp/o/ASIN/4766781368/maruruchan-22
この本を読んで、華やかな世界の裏にはこんなことが!と
すごくびっくりした記憶があります。
前にも書いたことがありますが、
実は今みたいにセミナーに良く行くようになるよりも
はるか昔の学生時代、折口さんの講演を聴いたことがあります。
それは、学生のころにまるるちゃんがベンチャーをやっていた
関係で「来て見ない?」とお誘いいただいた話でした。
当時、グッドウィルが著名になってきたころで
「あのヴェルファーレの仕掛け人が!」という感じだったと思います。
ジュリアナ東京もヴェルファーレも「ゼロから1」を創りあげる
苦しさがあったと思います。
でもそれを経験しているからこそ、新しく作ってきた
「グットウィル」「コムスン」の立ち上げのスピードが
他では創造できないくらい急成長だったんでしょうね。
あのセミナーの時には引っ込み思案な【まるるちゃん】は
折口さんに話しかけることもできませんでしたが
第一集団についていく!と決めたまるるちゃんは
次にお会いするチャンスがあれば、自分からちゃんと近づいて
いきます~!!!(なんて宣言して大丈夫か?(爆))
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