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パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学 [by 島宗 理 (著)]

2005-09-24
494655307X パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学
島宗 理

米田出版 2000-03
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おすすめ平均

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posted at 2005/10/06

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『問題解決のために。』

   行動分析するってなんだろう?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『強化の原理-弱化の原理』   『目標達成ゲーム』

 『熟達訓練』   『記録をとる』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『パフォーマンスを改善するには?』
                              
   より有効に自分の資源をつかいたいですから
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『強化の原理/弱化の原理』
 ▼『報酬-内発的動機を失わないように!』
 ▼『行動の動機付け-早いフィードバック』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『強化の原理/弱化の原理』
  うまく人を育てるには「適切なときにほめる」とよい
  といいますよね?

  【強化】とは、いいことをしたときによりその行動が
  好きになるようにすること。

  例えば「ほめる」ことを繰り返すことです。
  よいことをして、褒められたらうれしいですから
  またよいことをしようとしますよね?

  でも、【強化の原理】と【弱化の原理】は相関関係にあります。

  というのは、強化されない行動はすぐに元に復帰してしまって
  元通りになってしまうからです。

  さらには、それが消去されてしまって今度は起こりにくくなって
  しまうことすらあります。

  
  まるるちゃんの理解としては
    いったん嫌なこととして経験してしまうと、
    再度チャレンジする気がなくなる。
  ということなのかな?と思いました。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『報酬-内発的動機を失わないように!』
  俗に「ニンジン作戦」といわれるものがありますね。

  お金やお菓子などの報酬で、ある行動を誘発する!というものです。

  でも、それってホントに効くんでしょうか?
  正確には長期的に有効なのでしょうか???

  残念ながら、短期的効果はあっても長期的な効果は怪しいのでは?
  とまるるちゃんは思うんです。

  まるるちゃんの両親は、学校の勉強に対して「金銭的・嗜好的」報酬を
  与えることをしてくれませんでした。

  当時は「せっかくこんなにがんばったのに~」と思っていましたが
  今考えてみると、そういう報酬がなかったからこそ
  純粋に勉強で自分のいろんな世界が広がっていく喜びを感じること
  ができて、続けていけたのかな?と思うんです。

  そう、これが【内発的動機】です。
  
  仕事や勉強そのものやそれに関連した刺激が
  好きになるような動機が生まれてくるといいんです。

  金銭的な報酬は、どちらかというとこの【内発的動機】を
  摘んでしまう気がします。

  その点では、両親に感謝しないといけませんね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『行動の動機付け-早いフィードバック』
  【エンビジ】でも何度か書いていますが
  人間、自分ががんばった結果がなかなか見えてこないことには
  がんばり続けることは難しいですよね?

  そう、行動⇒結果のフィードバックが早ければ早いほど
  やる気というガソリンになってくれるんです。

  やりたいことに対しては、「よい結果」のフィードバックが
  有効ですね。
  
  逆にやめたいことがあるならば、その行動をとると「何か罰」
  が与えられるようなフィードバックがかかれば
  それ自身が、行動をやめる「動機付け」になります。

  このとき大事なのは「行動と結果の間の時間差が近いほど有効」
  ということ。

  最近のインターネット発のベンチャー企業のスピード成長振りも
  これまでの企業活動に比べて、行動に対する結果のでる
  スピードの速さが、鍵を握っていると思いませんか?

  個人で発行が可能なメルマガ・ブログも同じです。
  
  なんらかの行動をすると、それに対する結果はすぐにでます。
  よい結果は報われますし、悪い結果はへこみますが(笑)
  なにも結果が出ない暗黒の中でもがいているよりも
  よっぽどましですよね?

  ですので、まるるちゃんも「速動」を心がけたいと思っている
  いやもとい、心がけてます!
  例えばこの「インフォカート」のように。
  先に動いたもの勝ちですから!
    ⇒http://www.enbiji.com/meta/infocart.html

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『早いフィードバックがかかるように』
                              
   せっかくいいことをしても、成果が見えないと続かないですから
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 実はこの本著、まるるちゃんが読んだのは2ヵ月半前(^^;;)

 紹介したい紹介したい!と思いつつ時が流れてしまいました。

 今振り返ってみると、今のまるるちゃんに言い聞かせたいことが
 たくさん、マインドマップの中に残っています(笑)

 こうやて簡単に振り返ることができる!というのは
 マインドマップの特徴でもありとてもうれしいことですね♪

 今回は自らの「パフォーマンス」をあげることにフォーカスして
 書いてみましたが、もちろん、自分だけではなく
 あなたがリーダーであれば、メンバーのパフォーマンスを上げたい!
 というときにも、つながる話ばかりです。

 
 タダ違ってくるのは、行動に対するフィードバックに【フィルタ】が
 かかること。

 自分だけあれば、すぐに感情を感じることもできますし
 結果も目に見えますが、自分以外だとそうはいかないときもありますからね。

 だからこそ、グループマネジメントは難しいんですね・・・。

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学
パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

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