社長のための人材錬金術 [by 後藤 芳徳 (著)]
社長のための人材錬金術 ダメな奴でも「たたいて」使え!~ゴトー式 人の使い方・活かし方 後藤 芳徳 フォレスト出版 2005-10-04 posted at 2005/10/06 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『組織の人材を活性化させるには?』
持てる資源で戦うしかないんです!
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☆気になったキーワード
『プロ意識-型』 『形式美』
『Love&リスペクト』 『素材をたたく』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『人を動かすLove&リスペクト理論とは?』
男女の間の差はなんだんだろう??
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『会社の一番の資産は社長』
▼『アウトプットでしかプログラムは書き換わらない』
▼『心を動かすガソリン-Love&リスペクト』
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▼『会社の一番の資産は社長』
社長が死ぬほど働いているのに、従業員は17時でさっさと
帰ってしまう。
こんな会社は結構あります。。。。。
#身近でも知っています。
そう、社長は会社をもっとも愛しているし・最も大事にしている。
「社長はいつもゴルフで遊んでるだけだよ~」
そんな人もいるかもしれませんが、まともな会社では
その割合は極端に減りますから(^^;;)
だって、社長がもっともがんばる人材でなかったら
だれががんばるんですか?
社長よりもめっちゃ優秀な人材が、いつまでも社長の下で
働いてくれる保障があるのでしょうか???
そう、会社にとって一番の資産は「社長」なんです!!!!!
ですから、社長が常に陣頭にたって業務を行っているばかりでは
その会社の力は永遠に伸びません。
任せられるところは任せて、【社長の時間=社長の仕事】をしないと
いけないんです。
そのためにやるべきなのは【メンバーの戦力化】。
戦力化には2つあります。
・利益はだすけど生意気な社員を使いこなす
⇒利益に直結。
・不器用だけど真面目な社員を
利益に結び付けてあげる
逆に言うとこれ以外は、やってはいけないのです。
文句ばっかり言うし利益もださない。こんな社員をいつまでも
社長の稼ぎで雇っておく余裕もないし、その彼(もしくは彼女)の
未来への希望もうぼってしまっている可能性があるんです。
だって別の場所だったら能力を発揮するかもしれないんですから。
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▼『アウトプットでしかプログラムは書き換わらない』
さて、その戦力化をするにあたって
最初から「できる人材=戦力」なんていません(^^;;)
自分が新入社員だったころを思い出せば当然ですよね?
右も左もわからずに、ただ教わることを素直に吸収していった・・・。
そしてこれ以上に困るのが、ある程度自分のやり方を確立して
固まってしまっている人。
それでも「戦力」になれば、先ほどの【戦力化】のひとつめの例の
ように「つかいこなすこと」を考えればいいのですが
そうでない場合には・・・・・・・。
最も楽なのは「使える人材」と入れ替えることですが
普通はそうもいきません。
#人情的にも。
ですから、「時間を区切って」戦力化にとりくむのです。
で、その方法とは・・・・・・
【アウトプットさせる】
これにつきます。
人のもっているプログラムを変えさせるには、考えているだけでは
絶対にだめ!
ひたすら行動させて、【アウトプット】させるしかないんです。
まるるちゃんもそうだったのでよくわかるのですが
「○○をしようとおもうだけど、××がわからないからできないや」
こう思って1歩を踏み出さなかったらいつまでたっても何にも
起こりません。
そして、【成功体験】をつんでもらうことで、アウトプットの楽しさ
を体に覚えてもらえればしめたもの。
まるるちゃんのように、毎日メルマガをださないと
気がすまなくなります(爆)
当然ですが、このときに【アウトプット】してもらう内容の
方向性をちゃんと導いてあげるのが社長や指導者の仕事。
間違った体験を積んでもらったら困りますからね。
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▼『心を動かすガソリン-Love&リスペクト』
最初は、「号令」「命令」をだして動いてもらいますが
究極的には「自らの頭で考えて動いてもらう」状態になるのが
理想ですよね?
社長としては「方向性を指示するだけ」でよくなる状態です。
ではどうやってこの状態にもっていくんでしょう?
それには「心を動かすガソリン」を供給してあげないと
いけないのです。
社長-社員という立場がありますから、反感を覚えていても
表面上は「はいはい」と従ってくれます。
これで「オレはえらいんだ!」と勘違いしている人って結構多い
みたいなのですが(^^;;)
でも、それでは最低限のレベルの仕事しかやってもらえません。
下手したら、最低限に達しない場合も往々にしてあります。
社長として望んでいるのはそんなことではないですよね???
そう、自ら率先して動いてもらう理想的な状態を
思い描いているのですから、
社長だって思い描くだけでなく【アウトプット】しなくては
いけないのです。
その方法論が「Love&リスペクト理論」。
これを生み出した後藤さんはあらためてすごいと思うのですが
男女で、こころを動かすガソリンが異なっている!ということ
らしんです・・。
それは・・・
・女性を動かす「Love」
・男性を動かす「リスペクト」
ということ。
女性は、受け取る言葉をすべて2つの種類に分類するんだそうです。
背景に「Love=大事に思ってくれている」「Fuck=ないがしろにしている」
のどちらが隠れているんだろうか?ということを。
いくら言葉を飾っても、本音が伝わってしまうのが怖いところ。
だから、男性がつくウソはすぐにばれるんですね(^^;;)
逆に男につたえるべきのは「リスペクト=お前はすごい!」という
思いなんです。
感じたことありませんか?「あいつのことは気に入らないけど、
実力はすごいやつだよな~」なんてこと。
これを感じるのは男性のほうが圧倒的に多いみたいです。
なんかとても納得ですね。
この「リスペクト」は一方的では×。
そして「あわれみ」なんてもってのほか!
「今、オレには相手からリスペクトしてもらえることなんてないよ」
そんな風に感じているとしたら、永遠にそのままです。
【アウトプット】しましょう。
どうやって?
目の前のことに全力で取り組むんです。
「1秒後に死ぬかもしれない」戦闘機のパイロットの気持ちに
なれるとしたら、すべてのことに全力で取り組めませんか?
こんな人間が目の前にいたら、まるるちゃんは絶対に
尊敬してしまうと思います。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自らリスペクトを発信する』
相手をリスペクトできない人間は決してリスペクトされない
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
まるるちゃんが尊敬する後藤芳徳さんの新刊です。
本著の中でも書かれていましたが、能力を仮にIQの分布であらわすと
男性は上と下にくっきり二極化し、女性は逆に中央部分に分布するの
のだそうです。
そして、IQの高い層は大企業が根こそぎもっていってしまうので
中小企業は、人材のやりくりが大変であるとのこと。
ですから、大企業から転職してきたり、自ら独立して人材を雇う場合に
これまでの【常識】が通用しないのだそうです。
まるるちゃんも、今のところ名前が通った企業に勤める
サラリーマンなので、実感としてはわかっていないのですが
後藤さんのお話を直接聞いたことを思い出すと、びっくりすることが
いくつもありました。
でも、現状の日本では「優秀な人間はベンチャーへいく」という環境が
整っていないのも事実です。
ですから、現有戦力で状況を打開していく方策をとらないと
いけないわけです。
そこで登場するのが本著。実践で培ってきた実例だけを
濃縮されているからこその、本著の重みをまじまじと感じたのは
読んでいたまるるちゃんだけではないとおもいます。
中小企業の社長さんや幹部の方だけではなく
グループを主導しなくてはいけないリーダーの方にぜひ読んでいただきたい
1冊です!
P.S.
本著、実は発売直前まで存在をしらなかったまるるちゃん(^^;;)
沖縄にいるときに情報を知ったので、早速お祝いのお言葉を
後藤さんに送って、帰ってきたら本を手配しようとしてました。
ところがなんと、帰宅してみると、
フォレスト出版のCさんから本が届いていました!
偶然のタイミングにびっくりしています~。
Cさんありがとうございました!!
P.S.2
本著、なんとご購入者には大特典が♪
⇒http://www.businessyochien.com/damenayatsu.html
10月11日までの1週間、アマゾンでご購入された後に
上記ページへ!
門外不出の音声ファイルがGETできます!
11日をすぎたら封印されるようです~。
と、まるるちゃんは本をいただいてしまったので
この20分の音声ファイルが聞けないではないか(泣)
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