MBA流キャバクラ経営術 [by サイモン・バーソロミュー・カワシマ (著), 中原 樹 (監修)]
MBA流キャバクラ経営術 サイモン・バーソロミュー・カワシマ 中原 樹 ライブドアパブリッシング 2005-08-31 posted at 2006/01/05 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『MBAとキャバクラ?』
どっちも行ったことがないんですが(笑)
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☆気になったキーワード
『答えはすべてお客様に聞け』 『心の満足』
『内情』 『目標の設定』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『MBA的経営手法は?』
いろんな業界に応用できそうです
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『その事業の本質は何か?』
▼『店と客との結びつき』
▼『価格-目標からの逆算』
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▼『その事業の本質は何か?』
事業がうまくいくための、絶対条件とは
【その事業の本質はなんだ?】
ということを知っているかどうか、ということなんです。
お客様が満足するためには何が大事なのか?
実は価格を安くすることが大事ではないのが
ほとんどの事業だと思うんです。
あくまでも、価格は一つの要素に過ぎません。
価格を上回る満足を他の要素で感じていただくことができるのならば
高くてもリピートしていただけるのです。
著者のカワシマさんはキャバクラの本質は「人」だ
とおっしゃいます。
お客様に「心の満足」を提供するのが、本質ですから
その担い手が「人=キャスト・スタッフ」だからですね。
まずこれを抑えておかないと、何に対して【投資】するべきか
何をマネジメントしないといけないのか?
これが的外れになって今いますから。。
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▼『店と客との結びつき』
キャバクラって、キャスト(=女の子)とお客のつながりが
大事という風に思いませんか?
通うほうの男のほうからするとそれが大事(笑)
かもしれません。
でも、お店の従業員と仲良くなっていると
実は、いろんな便宜を図ってもらえるという話を聞きます。
#そういえばこの間、マンガ喫茶で「女帝」というマンガに
#はまっていました。
#これが「夜の世界」の話でとてもおもしろかったです(笑)
話がずれましたが、女の子だけではなく
直接お客様と触れる「店のスタッフ」とお客様との
信頼関係はお店の側からしてもとても重要なのです!
女の子とお客だけの信頼関係の場合には、
女の子がFAしてしまったら、お店にとってはすべてが終わり。
でも、お店との信頼関係があれば、
何もかもがなくなってしまうことはないですよね?
プロ野球も、有力選手がFAしてしまってチームからいなくなっても
チーム自体のファンをやめてしまう人はほとんどいません。
これは、ファンの心が【チーム】にあるからですよね?
お店のブランドを持つことの大切さは
「提供する商品・サービスの質の均一化」につながります。
いつでも、高いレベルのサービスが提供できるように
トレーニングすることが大事なのです。
高いレベルのサービスが、個人ではなく、お店という
ブランドが元で発信されていると信頼されるためにも。
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▼『価格-目標からの逆算』
あなたが何かサービス・商品を提供するとしたら
値段はどう決めますか?
原価がいくらで、手数料がこれくらいだからと
積み上げ方式で決めますか??
本当にいいのは、「得たい利益」から逆算して
価格を決めること。
確保したい利益が●●円で、変動費・固定費のコスト
を考え、客数を推測すると、結果価格はいくら!
こんな風に考えることができれば、あとは客数を
どうやって確保するか!に集中することができるんです。
また、この方式を採用すると「今、狙いたいものは?」
という点から変動費のコストを戦略的に替えることができちゃうんです!
それは・・・
新規顧客獲得がその月のテーマなら
⇒ 新規顧客獲得に対してインセンティブを払う
ドリンクの売上をあげたければ
⇒ お客様がドリンクを注文するたびに
キャストにポイントがつく!
どちらも、給料を変動制にしているから、こういう戦略がとれるんですね。
情報起業系のネットビジネスは、固定給なんてほとんどないですから
そのまま応用できちゃいますね!
最も簡単なのは、アフィリエイト料を戦略的に変えていくことで・・・。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『どんぶり勘定はやめよう。』
売れたらラッキーではいつまでたっても脱却できない
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タイトルに引かれて(笑)ずーっと読みたいと思っていた本です。
が、アマゾンでは在庫切れが長く続き
近くの書店に行ってもないという状況でした。
よっぽど人気だったんでしょうね(笑)
一流の企業においては当たり前にされている経営手法なのかも
しれませんが、実際には多くの企業でこういう形では
経営が行われていないようです。
ま、理由もわからないでもないですね・・・。
それは「頭を使わないといけない」からです。
ちゃんと考えるというのは、脳みその全力疾走のような運動ですから
なかなかやりたくないのもよくわかります。
とくにバブル期は、そんなこと考えなくても
だれもが利益がでるような商売ができていましたからね。
まるるちゃんだってまだまだこんな考え方をしながら
運営ができているわけではありません。
けれども、前の月よりは今月はこれをチャレンジしてみよう!
そんな感じで、少しずつでもできるように
しようとがんばっています~♪
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