マネジメントは自己実現 銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ [by 高橋 朗 (著)]
マネジメントは自己実現 銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ 高橋 朗 ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2006-02-18 posted at 2006/04/28 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『シリーズ最新作♪』
【エンビジ】でも毎号紹介していました♪
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☆気になったキーワード
『リード・マネジメント』 『説明責任』
『一致:個人-社会-企業』 『マキシマイズ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『自律したマネジメントとは?』
上から押さえつけるだけではなく
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『リード・マネジメント:手本を見せる』
▼『社会における自身の役割』
▼『孤独だが孤立しない』
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▼『リード・マネジメント:手本を見せる』
【リード・マネジメント】とは、【ボス・マネジメント】の対比で
よく語られます。
【ボス・マネジメント】とは、リーダーや上司が一方的に
指示・指令を与えて、それに従って動いてもらうという
マネジメントスタイルです。
いわゆる軍隊などがその典型ですね。
司令官・上官の指令の下、部下が動く組織スタイルですから。
この【ボス・マネジメント】はこれまでの時代では
有効だったのです。
というのは、これまでの右肩上がりの成長時代には
「経験」というものが何よりも貴重な財産でした。
ですから、長い「経験」という財産をもっているリーダーの指示は
ほとんどの場合において、正確でしたので
その指示に従っていた方が、成功する確率が高かったのです。
ところが・・・・「軍隊」という組織においても
【リード・マネジメント】を実践しようとしていた人がいました。
知る人には知る、山本五十六 大将です。
太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官(現場のトップ)で
これまでの海戦の概念【大艦巨砲主義】を【航空機決戦】へと変えた逸材。
#まるるちゃんは戦記マニアなのでちょっとマニアックですが・・・(^^;;)
その山本五十六の名言がこれです。
「やってみて、言って聞かせて、させてみて、
ほめてやらねば、人は動かじ」
上から「これをやれ」というスタイルではないわけです。
基本となる手本をみせてやらせる。
でも回答はいきなり教えないのです。
自身でやらせて失敗させてその難しさを実感させるのです。
そして、「自分もそうだった」となぐさめる。
このときに重要なポイントを解説したらどうでしょうか。
本人が「考える」ということがとても大事なのです。
いきなり「こうやれ」と言われてやらされるだけは
本人に「考える力」が身につきませんから。
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▼『社会における自身の役割』
人にとってもっとも嫌なことってなんでしょうか?
それは・・・【自分自身の存在意義】が感じられないことでは
ないでしょうか?
今やっている仕事が、何のためにやっているのが見えないと
やる気が起こらなくないですか???
企業も「法人」という人格を持っていますから
実は一緒。
「社会における自身の役割」はなんだろうか?と
考えてみるべきだと思うのです。
その役割を社会で果たすからこそ、「利益」という形で
役割の見返りをいただくことができるのです。
社会に貢献し続ければ、会社にとって大事なところ
「サスティナビリティ=持続可能性」が高まりますよね?
起業する起業家にとって、法人の形態を取っていようとそうでなかろうと
「自分のやっていく事業が継続できるか?」というところには
重大な関心事があるはず。
#まるるちゃんも小さいながらやっていますから
#とても共感できるところです。
自身の存在意義だけをきっちりしていれば
「見返り」として利益をいただくことができるわけですから
何に集中すればいいかがはっきりわかりますね。
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▼『孤独だが孤立しない』
リーダーとは実は孤独なものです。
なぜか?といえばメンバーとは逆の立場に
たたなくてはならない場面がやってくるからです。
たとえば、登り調子の時にはメンバーの気持ちを引き締めるような
指示を出さねばなりません。浮かれてしまわないために・・・
逆に、調子が下り坂の時には、自分の気持ちが沈んでいたとしても
メンバーの気持ちを鼓舞するために盛り上げていかないと
いけませんよね?
気持ちとして、本来は共感したくても
それを表に表すことができない『制約』がどうしてもあるのです!
でも、孤独であっても孤立はしてはいけません。
孤立とは・・・メンバーとのやりとりが無い状態。
コミュニケーションをとっていかないといけません。
助言をする人とされる人の間にもし、コミュニケーションが
なかったら・・・・・・・。
助言の意味がないばかりか、信頼関係がないわけですから
逆の関係にとられてしまうという事態にもなりかねません。
#経験者としてはよくわかります(^^;;)
リーダーの役割が「メンバーの自由を拡大する」と考えれば
いいのではないか?と本著の中に書かれています。
怠けさせろ!というのではないですよ(笑)
メンバーがたとえばより多くの利益が得られるようになれば
その分だけ好きなことができる可能性がひろがるじゃないですか・・。
そのために「組織」の力を発揮するのがリーダーの役割なのですから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『マネジメントも役割の一つ』
必要不可欠な要素であるが、だから「偉い」わけではない
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この最後の言葉は「なるほど~」と思いました。
どうしても、社長ときくと「偉い!」と思いますし
サラリーマンとしては上司は偉いものだという意識がすり込まれますね(笑)
生殺与奪の権利を握っているわけですから(^^;;)
でも、実は・・・「組織の方向を決める」船頭の役割を担っているのが
リーダーなのですね。
この話を書いていて大学のボート競争(エイトでしたっけ?)
を思い出しました。
大学同士の名誉をかけて、対戦するのですが
このとき、一人の船頭の指示で残りのメンバーが一斉にこぎます。
となると、漕いでいないリーダーが一番偉い?
そんなことはないですよね。
方向性・みんなの意識をあわせる役目を果たしているから
漕いでいないだけですよね?
マネジメントも役割の一つ。という風に考えれば
社長が偉そうに傲慢になることもないですし
逆に社員も卑屈になることはなくなりそうです・・・・。
もちろん、最初に改めるのがどちらか?といえば
社長さんの方だと思いますが(笑)
なにせ、「生殺与奪」ですからね(^^;;)
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