最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと [by マーカス バッキンガム(著)]
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと マーカス バッキンガム Marcus Buckingham 加賀山 卓朗 日本経済新聞社 2006-01 posted at 2006/06/03 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『たった一つのこと??』
もっともキモになることは何だ?
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☆気になったキーワード
『隠れた法則』 『マネージャーとリーダー』
『チェスをする』 『アンバランス』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『最高のリーダー・マネージャーは何を考えている?』
自分がモデリングするためにも知りたい
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『マネージャーはチェスをする』
▼『リーダーは普遍的なことを見つける』
▼『何をするかではなく何をしないか』
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▼『マネージャーはチェスをする』
マネージャーの本質ってなんでしょうか??
それは・・・・・グループの成果を高めること
さらに紐解くと「メンバーである部下の一人一人が生産的に
仕事をしてもらえる環境を作り出すこと!」
これがマネージャーの本分なのです。
ということは・・・部下の一人一人のことを
違った形で理解していなくてはいけません。
そう、まるで「チェス」のように。
著者が外人なので「チェス」ですが、日本人だったら「将棋」
というたとえがいいかもしれませんね。
すべての駒は、違った役割と得意な動きがあります。
その「強み」と「弱み」を理解していないと
あっさりと負けてしまうのがチェスであり将棋であるわけですね。
チェスも将棋も、駒それぞれの特徴を変えることはできません。
#成金は例外ですが。
実はこれはマネージャーが部下を指導していくときも同じ。
弱みをなくそう!とがんばることは
労力に対して成果が少ない手法なのです。
そうではなくて、「強み」を理解した上で
強みにあわせた「役割分担」を割り振るべきなのです。
その結果、チームとしてすばらしい成果を出すことができるのですから。
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▼『リーダーは普遍的なことを見つける』
逆に・・・リーダーとは
よりより未来に向けて、人々を一致団結させる
それがミッションでもあり、実際そういう行動をとります。
特徴としては
・常に現状に満足しない
・楽観主義であり
・自信・確信をもっている
といえます。
そういうリーダーの話を聞いていると
リーダーの語る未来が、自分たちの未来のように見えてくるんです。
会社の社長というのは、まさにそういう立場にあるべき人。
「クレド」「ビジョン」などが会社には必要だ!という
声もたくさんありますが、
もっと簡単に考えると、リーダーである社長が
「われわれは誰のために存在しているのか?
= 誰に敬意を払うのか?」
ということを、決めればそれを満たすように動くことが
会社という組織の「ビジョン」になるはずです!
そのビジョンをかなえるためには
「核となる強み」を打ち出さないといけないのですが
実はこのときには、まだ「現実ではない強み」であっても
【明確であればOK】なのです。
なぜ?
明確に語り続けることができたならば
それが組織にとっての未来像にほかならないわけですから
そちらに向かってみんなが進み、将来において
それも近い将来においてかなえることができる確率は
かなり高いからです。
リーダーである社長自身が、全速力でつっぱしる起業家の
場合には、なかなかビジョンを語ることはできないかもしれませんが
それができているリーダーは飛び抜けている!ともいえますね。
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▼『何をするかではなく何をしないか』
成果を上げる、成功することを考えたとき
リーダーであってもマネージャーであっても、必ず考慮するのが
「何をするのではなく、何をしないか」
であるべきなのです。
というのは・・・もしあなたもしくはあなたのチームが
持っている資源、いわゆる時間やお金が無限にあるのであれば
「何をしようか」から考えていけばいいかもしれません。
でも・・そんなことはまずありません。
メンバーは限られていますし、締め切りもありますから
持っている資源=リソースは有限なのです。
ということは、その資源を使うべきではない!と
思われる対象を最初に切り出して、それに対する資源の投入を
やめなくてはいけません。
その結果、初めて残ったモノこそが、われれれが
全力で持てる力を投入すべきものになるのです!
エンビジでもなんどか取り上げた「ロングテール」は
どうなるんだよ?というつっこみをいただくかもしれません。
あれは、すべてのモノに対して薄く広く手を広げる
イメージがありませんか??
実は・・・前提条件の「リソース」が違っているのです。
なぜか?ロングテールが適用できる条件は
それに取り組む際のコストが非常に低い、つまり翻ってみれば
リソースの投入がほとんど必要ないという前提の元に
初めて成立する内容なのです。
ですから、これまでのリアルビジネスではなかなかできなかったことが
コストがほとんどかからないインターネットの世界で
実現ができるようになったんですね。
リソースが有限であると自覚できるときには
かならず「何をやらないか」を決めるところから取り組まないと
いけませんね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『それぞれの役割をアンバランスに果たす』
統合されることで、すばらしい成果が現れる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
リーダー・マネージャー・個人とそれぞれが
果たすべき役割は、違っていると言うことがよくわかりました。
これが大規模な組織で、それぞれがそれぞれの役割だけを
果たして入ればいい!という組織の一員であれば
異なった役割だけを考えていればいいのかもしれません。
しかしながら、起業家であることを考えると
すべての役割が自分の内面として存在しているはず。
つまり「アンバランス」な状態なのです。
でも。。。実はそれがいいことがあるのではないか?と
思うのです。
漠然ととらえてしまっている気持ちですが
自分の中に3つの役割をもち、それを切り替えることができる
そうであれば、まるるちゃんという人間にはとても高い「ブランド価値」
がつくとおもいませんか?
どれもが中途半端という意味ではないですよ。
まずは少人数の組織である限り、個々人の能力を最大限引き出す
ことと、その方向性を一緒の未来に向けることは
必ず両立させないといけないのですからね!
それができてこそ、初めて生き残る「起業家」になることが
できるんでしょうね♪
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
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