格差社会サバイバル [by 高橋 朗 (著)]
格差社会サバイバル 高橋 朗 ナナコーポレートコミュニケーション 2006-05 posted at 2006/07/01 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『将来生き残るためには??』
格差はやっぱり拡がっているのでしょうか?
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☆気になったキーワード
『X世代-Y世代-Z世代』 『地方と都会』
『感受性-「和」』 『実力とは何か?』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『X世代としてはどうサバイバルする?』
後半の方ですが、X世代のまるるちゃんです(笑)
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『5つの世代がある』
▼『自分以外のキャラを持つ』
▼『思いやりの社会』
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▼『5つの世代がある』
本著では高橋さんは、日本人の世代として5つを定義してます。
古い方から順に
戦前世代・団塊以降世代・X世代・Y世代・Z世代
第2次大戦の終戦の1945年を起点として15年周期で
区切られています。
もちろん適当に区切ったわけではなく、結構明確な
区分けがあるのです。
例えばX世代。それまでの「団塊以降世代」は
高度成長期を支えた人たちでした。
つまり、目標に向かってがむしゃらに引っ張っていく
人たちが沢山いた世代だったのです。
ところが、X世代になると、例外は除いて
そのようなリーダータイプがかなり減ります。
よく言えば「明るく素直」な人が多いと言うこと。
そして今騒がれている「国家の財政悪化」の影響を
モロに受ける最初の世代でもあります。
我々が65歳を迎えるころには、年金は・・・
もっと支給年齢が先送りされてそうですね(泣笑)
そして自分たちが社会や会社の中で
上級管理職になる時期に、新入社員として
入って来るであろう「Z世代」とは明確なギャップがあります。
彼らは・・物心ついたころから
すでに「ケータイ」や「インターネット」が当たり前に存在する
いわば生まれながらの「デジタル」世代。
その人格形成の基本の時期にもまれた環境から
自分の好きなことに対しては熱中するが
それ以外のことには興味が少ない「オタク化」が
進行していると分析しています。
そんな彼らとどうやって対応していくんでしょうか???
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▼『自分以外のキャラを持つ』
人と人とがつきあうときに必要なのは
「コミュニケーション能力」ですよね?
まるるちゃんは・・・・・人としての最低限の
コミュニケーション能力は持っていると思いますが
一歩深く!となると実は結構苦手だったりします。
Z世代、その色も持つY世代もまさにこの
「コミュニケーションが苦手」な特性があるんです。
でも、企業や組織、それとは逆に起業してやっていく人でも
この「コミュニケーション能力」はあることが大前提ですよね?
ということはなんとかしてこのコミュニケーション能力を
身につけさせることをしないといけません。
高橋さんが提案されている能力を身につける方法は「キャラ」。
グループの中で、「キャラが薄い」とか「キャラがかぶる」
というのはとっても嫌われることではありませんか?
だからこそ、みんな無意識のうちに「自分のキャラ」を
確立していくのだと思うのですが、実はその際には
「そのグループ内での力関係」を計りますよね?
つまり、相手の気持ちを推し量るという行為をうまくやらなくては
いけないのです。
ところが、まるるちゃん、実は結構これが苦手
どこにいっても「まるるちゃん」というキャラを出してしまいます(笑)
それがでないときは、黙ってしまうことが多いですね(^^;;)
自分に自信を持つことができない「場」では、キャラを作り出すことが
できなかったりするからです。
このキャラを複数、自由自在に作り出すことができる人が
コミュニケーション能力が高い人ではないか?と高橋さんはおっしゃいます。
このバリエーションが少ない、X.Y.Z世代は
「○○ごっこ」や「小説を書く」ことによって鍛えるのがいい!と。
そういう意味では【エンビジ】で、リアルな世界とは違う
バーチャルな「まるるちゃん」というキャラを確立したのは
ある意味よかったかも(笑)
リアルで合うとイメージ違い過ぎっていわれますから(笑)
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▼『思いやりの社会』
さて、格差社会と言い続けてきましたが
未来に明るいことはないんでしょうか????
いやいや、そんなことはないはず。
「思いやりの社会」というのもその未来への道筋として
あるはずなのです。
その根本にあるのが、先週の【エンビジ】でも紹介した
キーワード「尊敬」
相手を思いやる行為をする人がいて、それをみた
周りからの「尊敬」を集めることができるしくみ。
これがきっちり作り出すことができれば、「お金」至上主義
ではなく「尊敬」至上主義という流れができるんじゃないか?
ということ。
上流層は、寄付や社会貢献というモノを行い
その行為によって他の層からの「尊敬」を集めるという流れも一つです。
本著の中では例として「寺子屋ビジネス」をとりあげています。
これは少人数教育を、リタイアしたシニアが行うというモノ。
教育費も削減できるだけでなく、シニアのやりがいや
世代間の共闘というものまで考慮された結構すばらしいアイデアだと
まるるちゃんは思いました。
最近思うのは、ビジネスというモノは
システムの両側にいる2者とシステムを提供するまるるちゃんがいて
三方一両損ならぬ、「三方一両得」になるような
仕組みをいかに考えつくことができるのか???
ここに尽きるのではないかと思うのです。
社是にしたくなってきましたね(笑)
あるべき理想として。
そう、理想ですから、まだ道のりは長いですけど(爆)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自分でやりたいことを探す』
それが生きる理由だからこそ
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
まるるちゃんってたぶん、同じ事を永遠に繰り返せ!
って言われるととたんにやる気がなくなってしまう人間のような
気が、最近思います。
仕組みを作り上げていくこと、そのできていく段階がとっても
楽しくて、それを仲間と一緒にやっていくことに大きな快感を
覚えるのです(笑)
で、作り上げたらそれで終わりではなく、それをいかに
良いモノに変えていくか?ということに執念を燃やしちゃうんですよね。
「安定」という言葉は嫌いではないですが「固定」という言葉は
たぶんそんなに好きではないのかな~と
このメルマガを書きながら思いました。
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