プロ☆社長 [by 竹田陽一 (著)]
プロ☆社長 竹田 陽一 中経出版 2006-06-30 posted at 2006/07/26 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『社長として一流になりたいなら』
どんなに小さくても社長は社長です(笑)
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☆気になったキーワード
『粗利益』 『利益性の原則』
『学習方法』 『弱者の戦略』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『プロ社長は何をする?』
100人中上位20位でもボーダーラインだそうです
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『会社は粗利益で生きている』
▼『移動時間を10%下げれば利益は2倍になる』
▼『経営の目的は「お客の創造」にある』
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▼『会社は粗利益で生きている』
人は栄養(=カロリー)を取らないと生きていけないのと
同じように、会社にも必要なモノがあります。
それはもちろん、、、、「利益」。
資本主義社会において会社は「利益」が出ない限り
存続することができないのです。
そこで働く従業員・役員の給料や、経費など
すべてにわたってお金がかかりますからね。
でも、このことを忘れている人がたま~にいます。
零細企業の社長や起業家の場合には、自分のサイフと直結しますから
そんなことはないかもしれませんが
まるるちゃんもサラリーマンの頃に、会社が大赤字(数千億の!!)
のときにも「なんでボーナスが少ないんだ!」とか
勝手な文句を言ってましたからね(笑)
この「利益」とく粗利益が大事だと言うことを忘れていなくても
その「粗利益」がどんな作業から生まれるのか?
というところまで切り分けてみると、はっきりと
認識していない経営者はいるような気がするのです。
というのは、「粗利益」は
お客様と商品を交換すること「のみ」から生まれる
からです。
「交換」することで生まれることがわかれば
逆にそれに直結しない仕事は、いかにして比重を減らすか
という風に考えませんか?
本業と直結しない公職やつきあいに時間をつかっている
会社が赤字の社長は、この時点でこの原則を
忘れてしまっているのではないか?と思えるわけです。
もちろんつきあいから仕事が生まれることがありますから
完全に100%やめなさいとは言えないかもしれませんが
比重をそれが1番になっているとしたら
おかしいかな~ということですよね。
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▼『移動時間を10%下げれば利益は2倍になる』
数字に関してはいくつかの前提条件が入っています。
それは黒字の会社の平均利益率は売上げに対して
約7~10%程度で、移動時間をなくした分は
お客様に対する接触時間(訪問、手紙など)になり
その分経費が減るという勘定です。
でもこれって当たり前なことですよね。
さきほど書いた「粗利益」がお客様との商品の交換でのみ
生まれると言うことを考えれば。
竹田先生がおっしゃる「ランチェスター戦略」もこの
「移動時間を減らす」ということから「営業地域を絞り込む」
考え方に至ったのではないかと思います。
インターネットのビジネスにおいては、お客様のところに
営業するための移動時間というものは物理的に
存在しません。
だからこそ、経費が発生せずに、高収益がうまれる
環境ができているとも言えますね。
逆には削る余地のある「経費」がないともいえます(^^;;)
そして、この「移動時間」が経費としてかかってこないというのは
誰もが同じ事ですから、自分がなにか「1位」になれるモノを
持っていないと、必ず比較されて負けてしまうという
厳しい環境であるともいえますよね。
「移動時間」が参入障壁になってくれないのですから。
移動時間に関してはネットのビジネスだけしかやっていないと
リアルのビジネスをやってみたときに陥ってしまいそうな
落とし穴なので、十分に気をつけたいと思います。
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▼『経営の目的は「お客の創造」にある』
え?会社にとって必要なのは「利益」つまり
お金だって書いたばかりじゃないか??
そんな指摘を受けそうですが(笑)
もちろん会社にとって必要なのは粗利益という栄養ですが
それを目的にしてしまうと道を踏み外す可能性が
あるのです・・・
バブルの頃を思い出してください
数多くの企業が本業をそっちのけで、不動産投資に走りましたよね?
それは・・・「お金が儲かる」とみんなが
お金を企業の目的としてしまったからです。
その結果・・・多くの企業に沢山の借金が残りましたね。
実はドラッガーの言葉に下記のような言葉があるんだそうです。
「経営の目的は『お客の創造』にすべきである。
そして利益は会社を安全に保つための『経費』と
考えるべきだ。」
こう考えることで、会社を生存させていくための「利益」
と目的をきっちり分けることができるのではないでしょうか?
目的から「利益」をなくしてしまうと、儲けを考えなくなる
のではないか?と思うかもしれません。
しかし「お客の創造」をしていくことは
とりもなおさず、利益を生み出す体質を自然と作り上げる
ことになります。
なぜなら、、、安売りでお客を創造するのでなければ
必ず自社に「強い1位」となる体質を持たねばなりませんから
それが利益に直結していくはずですから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『経営の目的は「お客の創造」にある』
自社の強みが1位になれるところまで絞り込むところからスタート
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
「1位」作りという言葉は、ランチェスター戦略に
取り組む限り、必ず頭の先頭にでてくることですよね。
まるるちゃんも、この言葉を頭にインプットするたびに
自分自身の「1位になれるところはなんだろう?」
と考える癖がつくようになってきました(笑)
【エンビジ】にしても、自分がビジネスとして展開している
サービスにしても、、、、どちらも絞り込めば1位になれる
ジャンルは必ず見つけられます。
で、、、そこで満足するのではないですよね?
それでは、ナンバーワンではなく「オンリーワン」なだけで
なんの競争力も生み出さない可能性がありますから。
一旦絞り込んで力をつける。そこを足がかりにして
自分が強くいられるところを少しずつでもいいから
広げていく。
その形でどんどん進めていきたいと思います!!
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