「壊れ窓理論」の経営学 犯罪学が解き明かすビジネスの黄金律 [by M・レヴィン (著)]
「壊れ窓理論」の経営学 犯罪学が解き明かすビジネスの黄金律 M・レヴィン 佐藤 桂 光文社 2006-05-24 posted at 2006/07/06 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『経営に応用できるの?』
もともとは犯罪心理学ですからね。
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☆気になったキーワード
『大きな問題のシグナル』 『執念深さ』
『顧客の期待』 『被害者なき犯罪』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『致命的な打撃をうけないためには?』
なにを避けないといけないのでしょうか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『おおきな問題のシグナル』
▼『ブランドの壊れ窓』
▼『被害者なき犯罪こそ注意』
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▼『おおきな問題のシグナル』
「壊れ窓理論」そのものについて、聞いたことがない方が
いるかもしれないので、まずここで。
「壊れ窓理論」とは、壊れた窓がそのまま放置されている町では
「誰も見ていないんだ~」と犯罪者に対して、犯罪を犯してもいいんだ
という無言をシグナルを送っている。だから犯罪率も高くなる。
要約するとそんな理論です。
この理論をもとに、地下鉄の無賃乗車やいたずら書きなどを
徹底的に取り締まることで治安を劇的に改善したのが
ニューヨークのジュリアーニ市長だったのです。
さて、これを会社経営に考えてみるとどんな感じになるのでしょうか?
顧客は、企業や個人事業家の提供するサービスを
利用しようと思う際には、なんらかの「期待」をしますよね?
期待をさせたのに、それを裏切ってしまうのは
それが小さなことであっても「亀裂」を生みます。
この亀裂を放置してしまうと・・・・・
ひとつのガラスだけではなく、他のガラスも粉々に
くだけちってしまうのです!
何か異常が生じた際にはそれが大きな問題のシグナルと
考えるべきなのです。
だいたい往々にして、忙しくてなかなか小さなシグナルには
対応できないかもしれませんが、後で痛い目見ます。
とてもよくわかります。私としては(^^;;)
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▼『ブランドの壊れ窓』
お店に出かけて、そこの店員さんからいやな対応をうけると
店員さんを嫌いになるのはもちろんでしょうが
「お店自体」を嫌いになってしまうことってありませんか?
もう2度とこの店にはいかない!ってやつですね。
それがさらに進化してしまうと、店だけではなく
あなたの「ブランド」に対する嫌悪感を与えてしまう
つまり、生涯にわたっての敵をこしらえたも同じことになって
しまうのです!!
会社やブランドに対する「愛着心」が生まれるのと同様に
期待が裏切られてしまうと、まさにその反対。
顧客サービスによって、【究極の壊れ窓】と本著で
表現されるような状況が起こってしまうのです!!
スタートは、お店での対応からでしたよね?
そう、お客さんと接する現場での対応がとても大事だ!ということ
なのです。
あなたがもし経営者であれば、仕事をきちんとしない人にたいして
それを黙って放置しておくことは沈黙による「同意」と
みなされます。
すると、きちんとしない人がひとりいるだけで
周りの人々も、「感染」してしまい仕事をきちんとしなくなります。
顧客サービスができなくなってしまいますよね?
経営者というものは、厳しい心構えを持たないといけない!
そんなことを、痛い目をみてから気がつかされると思います。
まるるちゃん?はい、痛い目をまさにみています。
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▼『被害者なき犯罪こそ注意』
軽いことだから気にしないでいいでしょ??
まるるちゃんもよくこういう言葉をクチにしてしまうことが
あります。
特に自分が「意図して」何かやった結果引き起こした
出来事ではなく、軽い事件だったりすると・・・
でも、実はこの考え方がまさに「壊れ窓」理論・・・・
「沈黙の承認」でもあるんですね。
「壊れ窓をつくらない!」ということを
強く決意しないといけないんです。
どんなジャンルにおいて?
それは「顧客サービス」のジャンルにおいてですね。
特にそれはインターネットを基盤としたビジネスをする場合に
顕著に表れます。
というのは、リアルな世界のビジネスであれば
お客様と直接対応する現場の方=従業員の他に
お店の雰囲気であるとか、実際に提供される前の
サービスやモノを見ることができます。
でも、インターネットの世界では、顧客サービスのみが
お客様との唯一の接点なんですね。
すると、この「接点」がおかしいと
すべての関係がおかしくなってしまうと思いませんか?
だからこそ、「明るく信頼の置ける人」だけを
いかに一緒に働く人として選ぶことができるか?
というのも大事なポイントなのです。
まるるちゃんは幸せなことに今までのシチュエーションでは
とても「人」に恵まれてきたことがとても多かったです。
素直に感謝ですね♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『ブランドの信頼を壊さないこと』
そのために全力を払うこと
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
忙しくなってくるとなかなか目が行き届かなくなる
これは真実です。
でも、だからといってそれを掘っておいてはいけません。
対策を打つ、それがすぐに間に合わなくても
応急措置と本格的な対策の準備をする。
そこまでは必ずやらないといけないことですよね。
それが自分一人だけでは手が回らないモノだとしたら・・・・
きちんとフォローしてくれる人を絶対に手に入れる必要が
あります!!!
ビジネスの諸先輩方に話を聞くと
誰もが「人」で、キーポイントを迎えているようです。
そのキーポイントを旨く乗り越えて初めて次が見えてくる!
ということらしいです。
まるるちゃんも・・山を越えられるように
がんばらないといかんですね♪
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