モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 [by 小笹 芳央(著)]
モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 小笹 芳央 PHP研究所 2006-05-19 posted at 2006/08/24 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『組織を率いるとは』
一人でなくなればそれは組織になります
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☆気になったキーワード
『統合』 『農耕型と狩猟型』
『達成可能性』 『信頼の創造』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『コミュニケーションを高めるには?』
交流から生まれるモノがあります
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『対立事項の統合:リーダの条件』
▼『2つのタイプ:農耕型と狩猟型』
▼『ルールとはリーダの意図を伝えるメディア』
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▼『対立事項の統合:リーダの条件』
リーダ論を説くビジネス書を読むと必ず出てくるのは
【決断】の大事さ
ですよね。
リーダは自分で決断を下さなくてはいけません。
仮に自分が社長という立場ではなく、リームのリーダーで
上司がいたとしても、あくまでチームの事項に関する
決断は自分がするものでもあり、また上司に委任するとしても
「委任する」という決断をくださなくてはいけません。
そんなときに、困難が発生するのは
相反する問題が生じたとき。
例えば、組織としてはチームの最大効率を追求するのが
命題であるのに対して、
個人の感情=モチベーションはその方向とずれている場合、さて
どうするんでしょうか??
もちろん、答えは場合場合によります。
が、これは「相対立する事項」をどのようにして
統合していくか?という問題になりますね。
当然ですが、現実の問題は単純なモノはほとんどなく
AとBの対立事項を含む場合がほとんどです。
「対立」と「統合」というと、まるるちゃんはすぐに
弁証法を思い出します。
*参考図書:使える 弁証法
http://www.enbiji.com/archives/2005/12/_by_78.html
単なる対立事項に悩むよりはそれを一歩昇華した形で
解決できるような力を身につけたい!と強く思っています~。
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▼『2つのタイプ:農耕型と狩猟型』
リーダには2つのタイプがあると本著には書かれています。
そのタイプとは「農耕型」と「狩猟型」。
意味としては文字通りの意味になりますが
どちらが優れているという話ではありません。
これは、自分の率いている組織・チームがいる「市場」の
あり方において、それぞれが適している時期があるということなのです。
例えば、創業期。
農耕型としてゆったり収穫を待っていたのでは
収穫される前に飢え死にしてしまいます(^^;;)
まずは、生き残るための「食料」としての収益を
上げるために、常にあたらな収益源を求める力を持った
「狩猟型」のリーダーが求められます。
「何をやるか」を見いだす力ですね。
まるるちゃんは、今起業したところですから
まさにこのステージなのかもしれません。
しかしながら、いつまでの狩猟型で続けていては
広がりがありません。
自分の存在しているビジネス領域が
「収益源が目の前に広がっている」と感じられるような
成長期になったならば・・・
大事なのは、「何をやるか」ではなく
「どれだけやるか」「どのようにやるか」
となってくるのです。
これには、一人の力よりは集団の力を集めた方が
より効果的です。
「農耕型」のリーダとして、集団の「一体感」を
作り上げる力が求められるわけです。
一般的に、人はこの両方を得意として、力を発揮するということは
なかなかありません。
どちらかというと、どちらかに偏ります(^^;;)
まるるちゃん自身は、自分がおっとりとしていて
「農耕型」のリーダーではないかと思っていたのですが
どうも、最近は「狩猟型」かもしれないという珍しいパターンですが(笑)
自分一人で出来ない部分は、パートナーと一緒に補い合って
行く必要があります。
でないと。。。いつまでたっても同じステージで
苦闘しつづけることになりますからね・・・・。
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▼『ルールとはリーダの意図を伝えるメディア』
組織には、どんなにちいさいものでも「ルール」というものが
あると思います。
それが明文化されていても、暗黙のモノであっても。
ただ、多くのリーダが気がついていないことがあります。
それは・・・
【ルールとはリーダの意図を伝えるメディア】
であるということ。
まるるちゃんもこのメッセージを始めて見たときには
具体的なイメージがわきませんでした(^^;;)
例えば、ある社長が
「新規顧客を獲得した場合には、1件あたり○○円の報奨金をだす!」
というルールを決めたとしましょう。
このルールの裏に込められた社長のメッセージは
「新規顧客の獲得に力をいれたい!」
という想いですよね?
そして、獲得を推進するために営業マンに対して
モチベーションアップとしての報奨金をだすというルールになったわけです。
ところが・・・・注意しないといけないのは
【意図しないメッセージが発せられていないか】ということです。
上記の例で言えば、このルールを聞いた営業マン達が
「では既存顧客への営業活動をおろそかにして
その分新規顧客獲得に力を入れよう!」
と感じたらどうでしょうか?
おそらく、いや絶対、社長としてはそんな想いは伝えようと
していないはず。
でも、社長の思いが明文化されたのはあくまでも「ルール」のみですから
そう受け取られてしまっている可能性もあるわけです。
人の脳は「コピー」ということはできませんから
情報を発信するリーダとしては、ルールをおろそかに
考えてはいけません!ということです。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『ルールとはリーダの意図を伝えるメディアである』
意図しないメッセージを発しないようにする
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リーダとしてだけではなく、情報発信の発信元は
「意図しないメッセージを発しない」ように注意しなくてはいけません。
まるるちゃんも、27000部のメルマガの発行者ですから
書いている文章が読者のあなたにどのように理解されるか?というのは
27000通りの解釈があり得るわけです。
当然ですが、全員の方に共感を持って受け止めていただくことは
できないとおもいます。
逆にそれを目指して文章を書いていたら・・・・・・
たぶんメルマガを発行して情報発信することなど、できないですよね。
ですから、まるるちゃん自身の心に嘘をつくことなく
「まるるちゃん」という一貫した柱を元に発行を続けているわけです。
すると、おかげさまで読者の方からメールなどでメッセージ
をいただきますから、どのように受け取っていただいたのか?
のフィードバックをいただけるわけです。
このときに・・・意図しないメッセージでなかったかを
常に確認するようにしています~
そういう意味で、メルマガ発行を毎日続ける事って
まるるちゃんの「心を磨く」作業にも貢献していますから
とっても勉強になります~
モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則
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