新インナーゲーム―心で勝つ!集中の科学 [by W.ティモシー ガルウェイ (著)
新インナーゲーム―心で勝つ!集中の科学 W.ティモシー ガルウェイ W.Timothy Gallway 後藤 新弥 日刊スポーツ出版社 2000-06 posted at 2006/08/03 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『どんなゲームだ?』
タイトルを見たときにはどんな内容か想像がつきませんでした
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☆気になったキーワード
『2人の自分を発見』 『セルフ2を信頼する』
『セルフ1を静かにさせる』 『レコードの溝』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『習慣を変えるには?』
コレまでの悪い習慣を変えるための構造は?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『2人の自分を発見』
▼『集中-セルフ1を静かにさせる』
▼『セルフ2を信頼する』
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▼『2人の自分を発見』
本著の最初の導入部分で、大事な話がこれです。
まるるちゃんを含め、人間の中には実は
2種類の「自分」がいるとガルウェイはいいます。
その2種類とは
「セルフ1」と「セルフ2」です・・・
とってもわかりにくい区別ですが(笑)
本著を読むとその意図は十分に伝わると思います。
簡単に、どんな「自分なのか」ということを
書いてみると
セルフ1:「自分」「命令者の立場」
セルフ2:「自身」「実行者の立場」
人は自分が分離できない一つの物であるというとらえ方ではなく
指示を出す立場とその指示を実行する立場の2つが
あるというとらえ方なのです
さて、この2つの立場がどんな問題を引き起こすか??
というと・・・・
一般的に起こってしまっているのが
セルフ1:セルフ2の真価を認めていない
↓
セルフ2:セルフ1から信頼されないと緊張する
という悪循環です。
これを断ち切るためにはどうするのでしょうか?
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▼『集中-セルフ1を静かにさせる』
本著が具体例がテニスで書いてあるのですが
テニスをもしやっていなかったとしても
想像してみてくださいね。
もしまるるちゃんがテニスのレッスンを受けていて
#似合わね~というつっこみが多数きそうですが(笑)
「サーブを入れるにはもっと力強くラケットを握る!」
こんな風な指導を受けたとしたら・・・・
必要なところ以上に、力が入ってしまって
うまくいかなくなりそうだと思いませんか?
これって「力強く」という思いをセルフ1が持ってしまい
セルフ2に対して、「命令」を出してしまったために
セルフ2が必要以上にいろんな筋肉に力をいれてしまうのです。
ということは・・・コレを防ぐためにはどうします??
そう、口うるさいセルフ1をだまらせるのです!!
そのための方法が・・・「集中」です。
なにか一つの物に深く集中すると、他のことに気がまわらなく
なりますよね?
あれを利用します。
テニスの試合中「もう少しで勝てそうだ・・でも失敗したら」
そんな思いが沸いてこないように
計算・思考をさせないための「集中」なのです。
そのためには・・・心を「今にとどめる」ことがとっても大事。
余計な思考や計算って、過去を振り返ったり
未来を予想しようとするから発生することだといいます。
たしかに!この説明にはとってもまるるちゃんは納得しました。
だから、ボールの縫い目を常に追いかける手法や
ボールが地面にバウンドする瞬間やラケットに当たる瞬間に
声を上げるテクニックなどが、常に「今」に集中するために
とても有効な手法なんだということにも。
これはもちろんテニスに限ったことではないですよね。
ビジネスでも「今」一生懸命やるべき行動を
「失敗したらどうしよう」「実は無駄?」なんて思って
集中できなかったりします(^^;;)
そんなときに「今」に集中する脳力を高めることが
できたら、それだけでも一歩先に踏み出せますね。
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▼『セルフ2を信頼する』
そして・・・黙っただけではなく次にするのが
セルフ2を信頼して任せること
英語で「let it happen」として書かれていますが
黙ってセルフ2にやらせるのです。
そしてその結果に対して「批評」「裁判」をせずに
セルフ2自身がきづいてフィードバックがかかっていくのに
任せましょう。
実は・・・人はさまざまなことをフィードバックして
それを記憶しているのです。
あなたが電灯のスイッチをつけようとしたときに
「あと○○cm先に右手を動かす」なんて指示を意図的には
いちいちだしてませんよね?
本能がきちんと覚えて、記憶させているからこそ
うまく動かせる動作なんです。
だから、赤ちゃんはもちろんですが
知らない行動に対してはとまどいませんか?
でも、しばらく行動を重ねているうちに
フィードバックされてうまくできるようになっていくと思うのです。
このとき、セルフ2に「母国語」で話してあげること。
エンビジを読んでいるあなたは、多くの方が
「日本語」が母国語だと思います。
そんなあなたに「スウェーデン語」で話しかけたら
ほぼ99%の確率で通じませんよね?(^^;;)
セルフ2に対しても同じ。
彼らの母国語は「言語」ではなく「イメージ」なのです!
○○してほしい!
ではなく
得たい結果をそのままイメージとして「映像」「感覚」
で渡してあげることができれば最適。
そういう意味で、プロの行動・思考を直接学べる
レッスンであるとか、セミナーとかがいいわけですね~
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『セルフ2は初めからすばらしい!』
必要なのは自己改革ではなくてバランスの回復
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
気がついた方も多いかもしれませんが
セルフ1とセルフ2の関係は
上司と部下の関係にもそのまま当てはまります。
信頼しない上司に、萎縮する部下という状況に
なってしまった場合ですね。
まるるちゃんの場合には、おかげさまで
とっても優秀な方達と仕事をさせていただいているので
「信頼しない上司」という形には現在のところならずに
済んでいます。
逆に、まるるちゃんがいろんなことを
思いついて、それをフォローして貰っている面も多分に
あるくらいで(笑)
今のところ、意図してできているというよりも
自然な流れがそうなっているという「運」の面が強いので
これを機会に、自分自身・自分の周りとの関わり
という意味でもとらえ直してみようかなと思います。
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