プロフェッショナル 仕事の流儀〈1〉リゾート再生請負人・小児心臓外科医・パティシエ [by 茂木 健一郎 (編集), NHK「プロフェッショナル」制作班 (編集) ]
プロフェッショナル 仕事の流儀〈1〉リゾート再生請負人・小児心臓外科医・パティシエ 茂木 健一郎 NHK「プロフェッショナル」制作班 日本放送出版協会 2006-04 posted at 2006/10/19 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『それぞれの分野のプロは?』
まるるちゃんも「なりたい」ものです。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『コンセプト作り』 『ターニングポイント』
『究極の決断』 『同じなのに違う』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『3人のプロに共通するモノは?』
プロフェッショナルに近づくためには?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『自分たちが何になりたいか?』
▼『集中力-光って見える』
▼『レシピは楽譜と同じ』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『自分たちが何になりたいか?』
お一人目は、リゾート再生請負人の星野さん。
倒産した旅館やリゾートを次々を再生させる手腕で
有名な方です。
冒頭、彼は「残った社員は財産」だとおっしゃいます。
倒産した旅館であっても、苦しいのがわかっていて
残ってくれている社員。彼らの思いを痛いほど
わかっているんでしょうね。
そんな星野さんが大事にしているのが「コンセプト作り」だといいます。
再生して行くに当たって、トップダウンで指示をだすのでは
ないのです。
え?倒産したところなのにそれでいいの?
と思うかもしれませんが、、、、
星野さんが大事にしたいのは「社員の共感」なのです。
言い換えれば
自分たちが何になりたいのか?
という想いです。
やっていて楽しいことを仕事にする。これが理想ですよね?
なりたいものの為に働く、これは楽しいはずですから
仕事が理想に近づくはずなんです。
これは、一番成功確率が高いと思いませんか?
仕事をすることが、理想の状態に近づくための過程ですからね。
まるるちゃんの場合、自分で仕事をしていますから
やりたいことやりたくないことを選ぶことができます。
まだ自分の中で「これだけをやる!」と決めているわけではなく
いろんなことをやることが楽しいので、いろんなことを
やっていますが、
「楽しい」=理想の自分に近づくための努力
という公式だけは守っていきたいな~と思ったところです。
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▼『集中力-光って見える』
お二人目は小児心臓外科医の佐野さん。
小児科といえば、小さな子供が対象の先生です。
その心臓はといえば・・・・普通の大人に比べると
かなり小さいのが特徴。
そして、心臓の手術は・・・スピードも腕も要求される
まさに究極の環境で仕事をされているともいえます。
そんな佐野さんの言葉でまるるちゃんにひっかかったのは
「メスを入れるところが光って見える」
という言葉。
さきほども書いたように、子供特に赤ちゃんとかになると
その心臓の大きさは、まるるちゃんの想像を絶するほど
小さいと思います
ミリ以下の世界の正確さが要求されるときに
どうやって、メスを入れる場所がわかるか?
というと、集中力がとぎすまされると
「メスを入れるところが光って見える」とおっしゃるのです。
逆言うと、光って見えるまではちゃんと待つということ。
出来る限りの準備をして、経験も積み
その結果として得られたバックボーンと、とてつもない集中力
この2つがあわさってこその、「光る」という
ある意味超常てきな能力なのかもしれません。
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▼『レシピは楽譜と同じ』
そして3人目は、パティシェの杉野さん。
彼はフランスで修行を積んだのですが
あこがれ続けた名店で修行ができるようになったときに
愕然としたそうです。
それは・・「レシピも食材も普通とかわらない」ということに。
名店・老舗であれば、秘密の調理法や作り方が
あるのではないか?と思いますよね?
「秘伝のたれ」なんて言葉がよく使われるように。
#こんなこと書いていたら、おなかが鳴りました(笑)
でも・・・実はそうではなかったと。
杉野さんはこのような内容をおっしゃいます。
「(レシピや食材は)楽譜と一緒である」と。
楽譜は同じ曲目であれば同じことが書かれています。
でも、演奏者や指揮者の力量によって
演奏される曲が表現する世界はまるで広がりが違いますよね?
パティシエのお菓子作りも一緒だと杉野さんはおっしゃいます。
レシピやそこに書かれている素材が一緒であっても・・・
焼き時間の正確さや、使われている素材へのこだわり
(悪い者があった捨てるなど)すべてパティシエのやり方
一つで変わってくると言うのです。
そんな杉野さんから教わったのは「当たり前が一番難しい」
ということ。
1回だけやるならば誰でもできます。
5回やるのは結構大変になってきます。
そんな「あたりまえ」のことを1年通してやり続けるのは
「超人」ともいえる行動なんですね。
そういう意味で常に一定レベル以上のアウトプットを
レベルを落とさずに出し続けている人のことは
尊敬しますね♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『常に最高を目指すこと』
現状に甘えない
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
いいですね~「プロフェッショナル」
普段テレビを見ないまるるちゃんですが
この本を読んで番組を見たくなりました(笑)
ただ本の場合には「文字を味わう」ことができるのが
またいいですね。
今回のお三方はにプロフェッショナルとは?
と質問した際に書かれていた回答が
まるるちゃんにはとっても印象に残っています。
書いてしまうと、せっかく読む本がおもしろくなくなって
しまいそうなので伏せておきますが、
今回の決意にまさにつながっているものです♪
というわけで、1巻がおもしろかったので
結局現在、発売されている5巻までを衝動買いしてしまいました(笑)
プロフェッショナル 仕事の流儀〈2〉
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140811072/maruruchan-22/ref=nosim
プロフェッショナル 仕事の流儀〈3〉
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140811080/maruruchan-22/ref=nosim
プロフェッショナル 仕事の流儀〈4〉
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140811099/maruruchan-22/ref=nosim
プロフェッショナル 仕事の流儀〈5〉
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140811102/maruruchan-22/ref=nosim
届くのが楽しみです(笑)
プロフェッショナル 仕事の流儀〈1〉リゾート再生請負人・小児心臓外科医・パティシエ
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