金なしコネなし経験なし社長の超・経営術[by 臼井 由妃]
すばる舎 (2004/11)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『素人がどうやって社長に?』
何を持っている必要があるのか?
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☆気になったキーワード
『闘う武器と意思』
『免許』
『社長勘』
『トップセールス』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『実地で社長になっていくには?』
なにをやっていくと本当の社長に?
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☆本から得た気づき
▼『免許を更新する』
社長。会社を登記すればなることができます。
今は、資本金が1円でもなれますから、実質上誰でもなれるんです。
では、誰もが成功している社長ですか?
それならば日本はバラ色なんですが(笑)
社員・取引先に信頼される社長となるには、毎年毎年のチェック
「社長免許の更新」が必要になってくるんです。
もちろん、どこかで統一した試験があるわけではありません。
「営業力」「企画力」「経理」などなど、自分で
「今の自分は必要な水準に達しているか?」を自らチェックする
ことで免許を更新していくんです。
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▼『社長勘はいらない』
どんぶり勘定で運営している、企業もまだまだ結構あります。
が、社長は自分の天性の、もしくは経験の勘で
今の会社の経営状態を把握して、これまではうまくやってきました。
が、どうも最近「時代が勘とずれてきた」と臼井さんは言います。
だから、うまくいかなくなってきている企業がでてきているんだ!と。
ということはどんぶり勘定をやめて、「経理」を知る社長に
ならなくてはいけません。
研究者は、どんぶり勘定だと、周りからの信頼・サポートが
なくなってしまいます。
「たぶんこれくらいの数値なんですよ・・・」ありえないですね(笑)
経理がとっつきにくいのは事実だと思います。
が、あくまで目的が、会社を数字として捕らえることにあるんですから
理系の人間にとってはある意味有利に入っていけるところなのかも
しれません。
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▼『営業-おじいちゃん社長に対しては!』
臼井さんがトップセールスで営業してきた中には
たくさんの「おじいちゃん社長=お年を召した社長」さんがいました。
そんな方々に対して、どうしてきたか!というと
決意を表明しろ
具体的な数値を示せ。虚勢は張るな
短時間で話をしろ
の3点を心がけてきたそうです。
ポイントとなるのは「もしかして俺が力を貸せばものになるかも!」
と思って、興味を示してもらえるような話ができるか?という点。
この点は見習わないといけません。
どうも、私は(エンジニア系だからか?)大風呂敷を広げるよりは
風呂敷を小さくして、結果として「こんなに一杯にあふれちゃったよ!」
という生き方をしてきた気がするからです。
それって、自分の能力を誇っているようで、
逆に最初の目標が小さいんですから、だめですよね。
回りも応援しよう!という気にならないだろうし。
なので、最近は「読者10倍!」とか無謀なことを言ってるわけです(^^;;)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『毎年免許を更新する』
一度会得したものでも、永遠ではない
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実はマネーの虎をちゃんとみたことがなかったので
臼井さんのことは存じ上げてなかったんです。 恥ずかしながら。
今回の本を店頭で見つけて、おもしろそうだなあ~と
思ったのが「素人から社長へ。そしてマネーの虎へ」という過程。
いったいどうしたら、そんなことができるんだろうか?
という思いが一杯で本を手に取りました。
この臼井さんの本は読み物としておもしろいです。
やっぱり一代記というのは人間の魅力がそのまま反映されるんですね♪
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