すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる! [by 大橋 禅太郎 (著)]
大和書房 (2005/05/18)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『会議を意味のあるものに!』
一言も発言しないのならばいる意味ないし(^^;;)
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☆気になったキーワード
『自己啓発』 『コミットメントリスト』
『会社が動き出す』 『Let’s begin!』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『成果のある会議は?』
どこの会社でも、大問題だと思います
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『どんな成果を期待するか?-会議の冒頭で』
▼『戦略的フォーカスを設定する』
▼『コミットメントリストと進捗のチェック』
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▼『どんな成果を期待するか?-会議の冒頭で』
会議を始めるにあたって、冒頭でやることがこれ。
「目標設定が大事!」
いろんな方がいろんなところで言っていることですが
これって会議だって同じですよね?
2時間なら2時間、1日なら1日の会議に参加することで
自分はいったい何を期待しているんだろうか???と
問いかけてみるんです。
もし、会議に参加して時間をつぶす=給料泥棒なのであれば
それが自分の目的だし(いいとは思いませんが)
そうではなくて、自分なりに期待することがあれば
それが会議の目標になりますよね?
そして、それを全員で順番に発表していくんです。
その内容はあらかじめ時間をとって紙に書いておきます。
すると、どんないいことがあるんでしょうか?
それは「人の意見に左右されない」こと。
前もって書いてありますから人の意見を聞いてから
「俺もそう思う!」とか「いやそれには反対!」
ということがなくなりますよね?
そして、書くということは=自分自身で考えることになるわけです。
自分が主体的に考えて、そして発表した目標というものは
それを達成しようというモチベーションが高くなるという
最大の効果をえることができるんです。
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▼『戦略的フォーカスを設定する』
会社の方向性を決定する場合、長期目標・中期目標など
計画を立てますよね?
個人でも立てた方がいいのは間違いないのです。
昨日のGMOの熊谷さんのように。
→ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4761261439/maruruchan-22/
そしてその立て方はこういう風にすると大橋さんはおっしゃいます。
○○までに(日付を入れて)
○○を達成し(数値など客観的に評価できる指標で)
○○を得る!(ほしいインパクトを)
3つともはっきりしていますね。
これを会議で決めた場合、個人で決めた以上によいことがあります。
それは、【ナビ】を手に入れることができるということ。
組織が決める、つまりエクゼクティブが合意して決めた!ということは
道に迷うことがなくなるんです。
経営陣が合意してなかったら、あっちこっちから違う指示・意見が
とびかって会社としての力=ベクトルを集中することができませんよね?
やばい会社というのは大体そうなっていることが多いです(^^;;)
でも、会社じゃなくてもこの戦略的フォーカスって大事。
なので、まるるちゃんもここでひとつの戦略的フォーカスを
宣言することにします。
2005年8月31日までに
エンビジの読者様が10000名を達成し
まるるちゃんのブランドを確立する!
言ってしまいました(^^;;)
今、5500名様ですから、ここからさらに倍!に
しないといけません。
すでに、「まるるちゃんは近いうちに1万部達成するよ!」と
言ってくださる友人もいて、とてもうれしかったのですが
こう宣言してしまうと、引くに引けなくなりました(笑)
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▼『コミットメントリストと進捗のチェック』
さて、目標と得たいインパクトは明確になりました。
このままほっておいたら、自動的に目標は達成できるのでしょうか?
だったら、もっと戦略的フォーカスをつくります(爆)
目標が明確になってから、初めて次の段階。
そう、目標を達成するための計画を手に入れないといけません。
その計画となってくれるのが「コミットメントリスト」。
戦略的フォーカスを達成するために、自分はもしくは自分の担当部署は
いったい何をしないといけないのか?
この問いかけをしてみましょう。
そしてそれをリストにして紙に書き出してみるんです。
自分の分が書き終わったら、次は他の人や他の部署にやってほしい
希望をリストにします。
それを会議の中で発表しあい、合意をとりつけるようにします。
ここであらかじめ「戦略的フォーカス」を取り決めてあるので
「自分の仕事が大変になるからイヤだ!」という意見はでてこないわけです。
達成するために必要だと納得できれば。
すると、出来上がったコミットメントリストさえ達成すれば
目標に到達できませんか?
計画を作ろう!ではなく、このようなアプローチを取れば
自然とリストが出来上がる!というのは、自分達が作り上げた!という
達成感もあって、【やろう!】というモチベーションがあがりますよね?
あとは、このリストの進捗状況をフォローしていくだけ。
それも「何%」達成した?という聞き方ではなく
【スケジュールどおりか?】
と聞くだけ。
「×日遅れそうです」「○日早く終わりそうです」
こういうことがわかっていれば、前もってリカバリーの計画も
見通しが立ちませんか?
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自分でやってみる。』
会議に限らず、自分のビジネスにも。
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おもしろいです。この本。
大橋さんのことはお名前は存じ上げていたのですが
実はこんな「面白い」人生を歩まれていた方だとは
知らなかった~。
本文わずか100ページちょいです。
読みやすいです。
でも、こうできたらいい!という内容にあふれています。
この内容は今の日本の会社の【会議】の内容からすると
かなり常識はずれです。
そして、出席者全員の協力がないとできないです。
そのあたりはこれさえあればOKという「一発逆転!」的な
ツールではありません。
だからこそ「できるところからやってみる」というのが
大事なかな!と。
2人でやる打ち合わせで導入してみる!とか
自分が考えていく、ビジネスに関してやってみるとか!
うまくいくと、次への横展開ができそうですからね。
サラリーマンをしているまるるちゃんの会社で導入する日は
いつかくるはず!!(笑)
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