トヨタ流・英語上達術 [by スティーブ・モリヤマ (著)]
ソフトバンク・パブリッシング (2005/02/26)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『できるビジネスマンの上達術は?』
英語ってなかなか取得できないです。
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☆気になったキーワード
『リスペクト』 『危機感』
『リコンファメーション』 『先手必勝』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『現地で何を学んだのか?』
トヨタの戦士たちは、実戦で何を学んだのだろうか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『リスペクト』
▼『先手必勝』
▼『見える化-リコンファメーション』
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▼『リスペクト』
相手を「尊敬する」こと。
異文化を「尊敬する」こと。
これって大事だけど、なかなかできないこと。
でも、英語を上達させたい!というときに
その英語を使っている人たちや、文化を嫌いなままでは
上達することなんてできませんよね?
#スパイになるのであれば別ですが・・・・・・・・。
トヨタが、海外に進出したさいに、こんなことを現地で
教えているらしいです。
それは2つのリスペクト。
「会社と従業員」と「従業員同士」です。
「会社と従業員」では、従業員の方には「会社が成功するために100%」
の力を発揮してほしい!
そして会社はかならずそれにリターンする!というものです。
このリターンは経済的なもののみならず、非経済的なことも。
「スキルアップにつながった!」「この会社で働いていてよかった!」
そんな思いをリターンできるように。
これってお互いのリスペクトがあってこそですよね。
疑心暗鬼ならできるわけがないことです。
英語を上達させるときも、お互いに高めるために必要なのが
「リスペクト」なんでしょうね♪
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▼『先手必勝』
英語で話すときに、こんなテクニックがあるんだそうです。
それは話しているときの冒頭に「Sorry?」と聞き返すこと。
これによって、相手の外人に
こいつは英語がわからない人なのでは?
と思わせることで、ゆっくり話をしてくれるようになるんだそうです。
つまり、戦略的に相手をコントロールしているんです。
「ゆっくり話してもらいたい」というこちらの思いに従うように。
なるほど!と思いました。
確かに、まるるちゃんも、早口英語はまったくといっていいほど
聞き取れません。
でも相手に、こちらとコミュニケートしたい!という意図がある限り
早く話すのがメインの目的ではありませんから、
ゆっくり話してくれますよね?
これを最初から誘導してしまう!というのは逆転の発想で
とても面白いと思いました。
まるるチャンの場合、早口の英語にであったら
「これは練習練習!」と逆に前向きに捕らえてしまっていましたが
その場合、メインの目的がコミュニケートではなく
英語になってしまっていましたね。反省
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▼『見える化-リコンファメーション』
ちょっと昔まで、海外で飛行機に乗る場合には
ただ予約をしていただけではだめで、「リコンファーム(再確認)」
を飛行機会社に、搭乗時間の72時間前までにする必要がありました。
これって一度決めたこと、でも言葉になってないものを
再確認する=見える化と同義ではないですか?
会議で議事録を作るのもまさにこれ。
みんなが「うんうん!」と言葉だけで合意したものであっても
時間がたつと「そんなこと話してない!」なんてことに
往々にしてなりがちです。
だからこそ「議事録」を作るんですね。会議では。
これを外人との仕事に適用+応用した例がとても興味深かったです。
外人との会議・交渉の前に、あらかじめ「事前議事録」を作るんです。
そして、当日はそれにそってこちらの言いたいことを話していく。
もちろん合意がそのとおりに取れるとは限りませんが
こちらが言いたいことを忘れてしまうこともありませんし
後日議事録を作る際にも、手間がかからない。
外人との交渉で、語学力の劣る日本人が、議事録の執筆を
相手に任せてしまうのは危険なんだそうです。
それは、議事録というものは、微妙なニュアンスに関しては
作成者の意思・意図によるバイアス(偏向)がかかってしまうものですよね?
それを語学能力において勝っている、外人にやられてしまうと
太刀打ちできなくなってしまうからです。
なので、先の先手必勝につながりますが、すぐに議事録をつくって
相手よりも早く送ることが秘訣!なんだそうです。
議事録作りは、面倒な部分も多いですが
文章の執筆者=権限がある!ということは、今の仕事でとても
わかっているまるるちゃんにとっては、納得する内容でした♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『先手必勝!』
この手はかなりつかえそう(笑)
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著者のスティーブ・モリヤマさん・・・。
ん?「モリヤマ」?
そうです、実は日本人なんです。
下のお名前は「ススム」とおっしゃるそうなのですが
英国にいたころに、本名をなのると、「スモ~?」とか間違えられて
ばかりで、あげくつけてもらった名前が「スティーブ」なんだそうです。
すげ~。最後に読むまでまるるちゃんは気がつかなかった(^^;;)
本著の全編にわたって流れている思想の根底がこれなんじゃないかと
思います。
それは
英語は人生を豊かにする手段の一つ
ということ。
英語ができるだけでは、人生なんにもよくもならないんです。
「だけ」だからだめなのであって、その英語を手段として使って
何かをやればいいんです。
すばらしい良書の翻訳もしかり、海外で先行している分野では
先に情報を入手するためには英語が不可欠ですよね?
でもあくまで「手段」なんです。
そこから先はまるるちゃんが考えないといけないことなんです!!
でも、もし中学レベルの英語しかわかってないのに
いきなり英語で仕事をしろっていわれたら?
「手段」だから、身振り手振りでやりますよ!!
勇ましいですね~。
でも、こんなものを取得しているといきなり海外に行け!
って言われても大丈夫ですよ♪
ね、西沢さん♪
→ http://www.enbiji.com/met/2005nisizawa.html