ザ・プロフェッショナル [by 大前 研一 (著)]
ザ・プロフェッショナル 大前 研一 ダイヤモンド社 2005-09-30 posted at 2005/10/02 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『大前さんの新刊を読みたい!』
ハーバード・ビジネス・レビューで連載されていた論文の
集大成らしいです
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『プロフェッショナルの定義』 『構想する力』
『野生の直観力』 『唯一最善解はない』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『プロフェッショナルになるためには?』
自らをこの高みに持っていくためには?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『定義-顧客への誓約』
▼『アンラーン:試行錯誤』
▼『矛盾に適応する』
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▼『定義-顧客への誓約』
「プロフェッショナル」ってなんでしょうか??
スペシャリストとの違いは??といわれると
なかなか簡単に答えてくれる人はいないような気がします。
大前さんがスパッと切ってくださったのは
「プロフェッショナルとは顧客への誓約をしている人間だ」
というもの。
それは【最高の価値を届ける】という誓約をしている人間が
該当するのです。
このときの顧客は、直接相手するお客様だけではありません。
その背後にいる顧客すべてに対しても【最高の価値】を
提供することを誓っていないといけないのです。
ですからたとえば「談合」などはもってのほか。
コンサルタントとして、「談合」を企業に推奨すれば
確かに企業は儲けを出すことができるかもしれませんが
その背後にいる発注者の利益を損ねていることになりますよね?
あくまで最大の目的(ファーストプライオリティ)は
【顧客に最大の価値を届けること】
そして顧客に満足・感動していただくことに対価として
報酬を受け取るものこそがプロフェッショナルなのです。
研究開発職のエンジニアの場合、顧客のことがよく見えなくなって
いるかもしれません。
製品のように、使ってもらうお客さんの顔が見えませんから。
でもそこで甘えてしまってはいかん!のです(^^;;)
まるるちゃんも、まだまだその域には達していませんが
必ず達したい!と思っています。
だからこその【誓約】ですからね♪
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▼『アンラーン:試行錯誤』
「それ常識じゃん」
こんな言葉をよく言ってしまっていませんか?
常識ってではいつごろから、何年にわたって続いてきたもの
なんでしょう?
考えてみると、歴史って、常識が覆ることの繰り返しなんですね。
そう、ではどうやって「常識が覆るのか?」
って考えてみると、自分が得た知識を捨てることができるか?
から始まるんです。
大前さんはこれを【アンラーン】という言葉でおっしゃっています♪
学習することも重要なのですが、
それからいったん離れることも重要です。
ルールを作ることができる人間は、ルールを壊すことができる人間だけだ
といいますよね?
たとえば、戦国時代の織田信長。
彼も【破壊】のあとの【創造】を目指していたといわれています。
志半ばにして倒れてしまいましたが、
もし生きていたらという【歴史のif】は常に語り継がれていますよね?
でも常識をいきなり否定しろ!というのではありませんよ。
疑いを抱いたならば、【自己検証】しなさいということです。
自分で検証して、反証が出た時点で初めて常識を【アンラーン】する。
この試行錯誤が大切なんですね!
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▼『矛盾に適応する』
世の中、理論どおりに行くことはほとんどありませんね。
理系の方はそのあたり、かなり実感されていると思います。
【ノイズ】【測定誤差】すべてが理論と実際の乖離につながりますよね?
エンジニアじゃなくても、それは同じ。
ビジネスを理論どおり進めようとしても
【想定外】のこと、【横槍】【感情論】など
すべてが考えていたことからずれていき、矛盾に直面することに
なります。
ここで、「理論」に従って一直線に進んでも
何にも生まれません。
プロならばいかに「矛盾」に対して現実を適合させていくか?
の能力が鍵を握るのです。
原子力関係のご出身の大前さんらしく
【不確定性原理】をもってこのことをご説明されています。
簡単な【不確定性原理】の説明がこちらにありますが
⇒http://www.enbiji.com/meta/relativity.html
端的には「観測をすると、その観測自体が現象に影響を与えてしまうので
正確に測定することはできない」
ということ。
でも、実際にやりたいことは「観測」ではなく
【結果を出して、顧客に最高の価値を提供すること】ですよね?
ですから、観測もしますし、その結果を検証して
次に仮説を立てる。そして実行する。
このサイクルをまわして、矛盾になんとか適合していくことこそが
プロフェッショナルの仕事。
唯一の誓約である【顧客に最高の価値】を提供するために!
まるるちゃんも【エンビジ】で読者のあなたに
最高の価値を提供できるようにがんばります!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自己検証できるか!』
【アンラーン】する能力を身に着けよう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
人間覚えることには貪欲でも
#成長の意欲をもっている方は
いったん得たものを捨てるのにはなかなか勇気がいります。
だから「あ~あ、こんなはずじゃなかったのにな~」
とくすぶっている方もいるんです。
いったん疑う【アンラーン】という行為ができる人は
なかなかいないから逆にプロフェッショナルと呼ばれるのかも
しれません。
まるるちゃんも、新しいことを自分のものとして
取り入れるのには、自分でやってみてからじゃないと
信じることがなかなかできません。
【自己検証】という意味ではとてもいいことなのですが
スピードをだしてサイクルを早くしていかないと
ついていけなくなります。
仮説⇒実行⇒検証のサイクルを数多くまわすこと。
一緒にがんばりましょう~♪
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